車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2020年05月05日 00時02分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
一泊二日の草ヒロ旅~in長野~(40)
本日の草ヒロ(放置車両)シリーズ
今回は“トヨタ パブリカ 800デラックス UP20D”です😄
前回ご紹介させていただきました、アルトから見える範囲にあった個体です😃
気になる車種は、なかなか珍しいパブリカさんでした🙏
こちらはパブリカとしては初代にあたるモデルで、トヨタ独自の国民車計画から誕生した大衆車です😄
パブリカとは「パブリック(大衆)+カー(クルマ)」の意味を持つ造語で、一般公募により名付けられました🎵
大衆車台一号+100万円が商品と賞金になったため、約100万通の応募があったそうです…
ちなみに1960年は消費者物価指数が現代の4.2倍だったそうなので、当時の100万円と言うと、現在の420万円に相当する訳です❗
そりゃ100万通も公募が来るわけですね笑
エンジンは、専用開発された空冷水平対向 2気筒697ccのU型を搭載しました😅
スペック的には平凡ですが、580kgの軽量ボディを利して気持ちの良い走りと優れた低燃費を実現しました👏😉
また、1955年に開発されたプロトタイプはFF方式でしたが、発売時の駆動方式はオーソドックスなFR方式を採用しました💦
当時は小型車には不向きと言われていたFRですが、軽合金やプラスチック等を多用することで頑丈かつ低コストさを両立させました😊👍
サスペンションはウィッシュボーンにリーフリジットの組み合わせと、こちらも普通な感じですが、軽快なハンドリングを身につけ、第一回日本グランプリでもライバルを圧倒し、上位を独占しました💯
そんなパブリカですが、ベーシック感覚が強すぎたため、販売が伸び悩んでしまいました😅
そこで、1963年に追加されたのがこちらの個体のグレードである「デラックス」です‼️
オートマチックモデルなども開発され、一気に人気が着火、その後「コンバーティブル」等が発売されると、急激に販売台数を伸ばして1964年にトラックシリーズと合わせて生産累計20万台を達成したのでありました🎵
上にも記述した通り、こちらの個体は1963年に追加された「デラックス」というグレードで、テールランプの枠から1963~1964年の僅か1年のみ販売されたレアなモデルと分かります☝️😲(リア写真は下に記載しています)
確かに「普通のセダン」といった感じで味気なさはありますが、僕はこのシンプルなデザインが大好きです😍
ちなみにドアは2ドアのみと割り切っていたため、4ドアモデルは存在しません🙅♀️
雪と農薬にやられ、ルーフには見事な大穴が🕳️🦡
さらにはハッチも沈み込み、無残な状態です😅
左サイドはあまり錆びておらず、割と綺麗でした✨
そしてパブリカの特徴は、ハッチ上部にある給油口です😄
これは給油口をサイドにつけず、目立たない位置につけることで、ボディサイドをスッキリとした見た目にするためです☝️😲
“TOYOTA”のエンブレムです✨
交通安全のステッカーが貼ってありました🎵
現役時代に安全に気を使っていたためにこの地で安静な草ヒロLIFEを送れているのでしょうね✨
車内はステアリングやメーター類は外され、完全に物置仕様😇💦💦
最後にアルトとツーショット📷
おまけ
近くには現役のアトラスロコがありました🎵