ミラのハブボルト交換・ハブベアリング交換・簡単整備・DIYに関するカスタム事例
2021年12月12日 20時30分
【『リア』ハブベアリング&ハブボルト】
前回に続けて、リア編と行きましょうか。
まぁ、前回、ブレーキのオーバーホールついでにローターを点検したら、シャリシャリ音が鳴るではないですか😱
気になったら、もう…するしかないよね。笑
……ってことで、やっていきましょう!
まずサイドブレーキを解除して、ケーブルをキャリパーから外すためにケーブルを緩めます。
次にホイールを外します。
あたりまえか!笑
次にキャップを外します。
これはマイナスドライバーでコジると外れます。
サイドブレーキケーブルをキャリパーから取り外して
バネも外します
そしてキャリパーを取り外すためにローターカバー?の裏に付いてる上側のボルトと
下側のボルトを外します
そしたらキャリパーをこんな感じで逃がしておきます
割りピンをはずして
ナットとワッシャーを外します
ローターがパカッと取れたら、ハブボルトを鉄ハンマーで叩き出します!
えっ?だって、このボルトは前の保持者が付けてましたが、ロングハブに変えてるのに、車検に通らないからという理由でボルトを切ってるので、まぁ~タイヤ交換がしにくい!
ほいっ!
打ち出し終了
じゃあ、プーラーで外します
表を外したら
裏も外します。
裏はパイプを当てて、外します。
もちろん、付いてたグリースは全て拭き取り、ピカピカにしときます。
意外と摩耗してないな。😓
裏はこちらのベアリングになります
うーん、車を買って6年、走行距離は5万kmだけど、これは過去に交換してないな。
ベアリングを触るときは、出来れば手を洗った素手で触りましょう!
砂が手袋に付いてると、ベアリングにも付いてしまうので、摩耗の原因になりますよ。
そして圧入していきます
圧入したら、ベアリング部分にグリースを追加します。
新品にもグリースは入ってますが、耐熱のためにも入れておきます。
中にベアリングカラーを入れたら、外側のベアリングも取り付けます。
こっちは……、まぁまぁかな。
こちらもベアリングの内側にドップリとグリースを追加します!
(これは……付けすぎです。笑)
圧入完了!
そして、ハブボルトを入れ込むために鉄の板を挟み、このように貫通ナットを逆に入れて締め込みます。
4本とも差し込みが完了したので、ベアリングにグリースを追加します。
そんで、逆の手順で取り付けていきます。
ただ、ここは必ず『手だけ』で締めます。
間違ってもインパクトで締めてはいけません。
だってベアリングだからね。
締め付け過ぎたら回らなくなります。笑
ナットを1つ入れて、そこにスピナーハンドルを掛けて、回り止めを行います。
そしたら、規定トルクで締め付けます。
もし、割りピンが入らない位置で止まったら、その時は少しだけ緩めるか締め込むかで合わせます。
出来れば緩めた方がいいですね。
プロの方はゆっくりとトルクをかけますけど、素人の方は勢いでトルクを掛けるので、わずかに既定値オーバーになり、カチッと鳴った後も締め込んでいる傾向があるので💦
そしたら、割りピンを入れて留めます。
グリースを付けてからキャップをします。
Before
わずかに「シャー」と鳴ってます。
After
こちらはダメな例
ナットを締め込み過ぎたら、回り方が渋くなります。
成功例
異音もなく、スムーズに回転します。
キャリパーやら、ホイールやらを取り付けて、トルクレンチで締め込みます。
完了!
そしたら、試走をして終了です!
お疲れさまでした。
………ではないんです!
軽く走ったら、必ず締め直しをしてください!
ハブボルトがしっかりとローターに入り込み、ナットとホイールに隙間が出来るので、再度トルクレンチでしっかりと締め込みます!
↑これ、メッチャ重要!
ハブボルトを交換していないなら不要です。
次こそ本当に終了です。
お疲れさまでした。
記念に、お師匠が持ってるL500とL602と一緒にコラボしました😆
これでだいぶ良くなりました。
やっとタイヤ交換が出来る!
今まではナットが入りにくいから、インパクトで無理矢理入れてたんですよね。
でも、ネジ山を舐めたら怖いから、ホイールの脱着をしたくなかったんですよね😂
とりあえず、リアは終わったから……
次回「フロントキャリパーO/H」
…………する?笑
来年の2月が車検なんだよね。orz …