eKスポーツのブレーキホース交換・ブレーキフルードエア抜きに関するカスタム事例
2024年04月18日 00時42分
ブレーキホース交換
生産より20年以上経過しているので。三菱によれば交換時期は10年らしい(たしか)。
フロント用ホースは2本とも同一品、リアは左右で違います。
フルードはホームセンターで売っていたホンダ用のDOT4。漏れ受けも忘れずに。
あとフルードが手につくのは皮膚に良くないそうなのでしっかり手袋をして作業しましょう。なんか、かゆくなります
作業としては古いものを外して新しいものをつけるだけ、なのですがいくつか注意点があるので気を遣います。
まず取り回しを写真等撮って忘れないようにする。まあこれ以外の取り回しではつかなそうな感じしますが…
気をつけないといけないのはとにかくブレーキパイプを傷めないことと、ボルトナットの締め具合と、最後にブレーキラインのエア抜きを行うこと。怠ると重大なトラブルになります。
赤丸部にクリップ?がついていてホースを固定しているので、プライヤーとか使って外します。ちょい苦戦…
ブレーキパイプ側のナットを緩めるときは、なめにくいフレアナットレンチを使いましょう。なめるとこれも面倒です
いきなりですが運転席側フロントのホース交換後。ガスケットは必ず新品を。自分の手元にある解説書には締め付けトルクが記載されていなかった…のでもともと締まっていたくらいにしました。
ブレーキパイプ側はネジ山がいくつ見えるくらいとかで。締めすぎてネジ山潰したりしたら地獄なので慎重に。
キャリパー側は他の車種だと15〜20N・mくらいだそうで、あんま馬鹿力で締めなくてもいいかと思います。ガスケット潰れたかな?みたいな感じで
まあそのへんもちゃんと解説書に書かれてる通りにすべきなのですが……
助手席側フロント。もう慣れたので早く終わりました。
コツは、ブレーキパイプ側を先に外して、ウエスを巻いてブレーキフルードが飛び散らないようにしてから、キャリパー側をサクッと外して新しいホースに取り替えれば、あまりフルードが周りに付着せずに済みます。
運転席側リア。どちらもフレア配管(ブレーキパイプ)になってます。決して締めすぎてネジ山を壊さないように。
赤丸部にクリップ、絶妙に力をかけにくい位置にある。
助手席側リア。こちらも両側フレア配管。傷めないように。こちらのホースのほうがちょっと長い。
赤丸部にクリップ。やはり外しにくい。
4本とも変えたらブレーキラインのエア抜きをします。
当然ながらホースの中は空気が入ってますからその分を抜くイメージで。エア抜き中らブレーキフルードタンクの中身を切らさないように注意…ABSユニットにエアが噛むと面倒らしいので…
フルードをMAXのちょい上まで足してからやりましょう。配管の位置的にリア→フロントの順番でやります。
1箇所につき20回ほどブレーキペダルを踏みました。1箇所やったらまたフルード継ぎ足し。
4箇所目まではペダルがなんかフワフワするけど、4箇所目が終わったらカッチリします。
あ、ブリーダープラグは締めすぎ注意です。中がつぶれて次作業するときフルード抜けなくなります。
うちのは1箇所つぶれてました。新品に交換。
4箇所エア抜き終わったら、ブレーキペダルをちょっと強めに何回も踏んで、ブレーキホースの部分やブリーダープラグからフルードが滲んだり漏れたりしてないか確認しましょう。
大丈夫そうならフルードかかったところを掃除してタイヤつけて終わり。
町内をゆっくり何周かしてブレーキがしっかりと効くことを確認してから、大きな道へ出ました。
問題なし!ペダルタッチはまあ、ちょっとだけ良くなったかな?