ランサーエボリューションのセラフィム2501さんが投稿したカスタム事例
2019年07月02日 00時53分
愛車の事を男の人なら彼女や嫁に例えたり、女性なら彼氏や婿に例えたりする事があると思います。
僕はあまり愛車に異性を感じる事はありませんが、表現としてはよく解るような気がします。
僕が前に乗っていたエボXはその表現の仕方によれば元彼女みたいなものになります。
そして現在エボXのオーナーである弟は今のエボの彼氏と言うことになるのでしょう。
弟は悪いヤツではありませんが、自己中心的で空気が読めないドチンピラです。
何せ弟の会社の先輩の親父さんが亡くなって通夜に行った時に大声でその先輩とヘラヘラ笑いながらお喋りするくらいのタフガイです。
きっと家族の方達はドン引きしていたに違いありません…………いや、していました……。
そんな空気の読めない弟に疲れたのか、エボXのボンネットのカーボンダクトはヨレヨレになりカーボンのスポイラーは潤いが無くなりカッピカピに枯れ果てていました。
それを横目に見ながら僕は現在の彼女と言えるBRZを洗車しています。
釣った魚には餌をやらずにひたすらコキ使ってた弟は「くたびれ果てたエボX」に我慢出来なくなったのでしょう。
「おい、アニキ!昼飯奢ってやるからオレのエボXのカーボンを綺麗にしとけ‼︎ お前、カーボン磨くの好きだろ?ていうか、元々お前がカーボン製のパーツ付けているのが悪いんだし、お前のウレタンクリアの吹き方の施工不良だ!」と言ってきます。
「てめえ、ふざけんな!んなもん、自分で磨け‼︎ 」と心で叫びましたが、昼飯のバイキングやビュッフェや食い放題(トートロジー)の誘惑に勝てる筈もなく弟のクルマのカーボンパーツを磨いてしまいました。
元彼女や彼女やや元愛車やメンテナンスやビュッフェやチンピラな弟や人生って一体何なんでしょうね?
皆さんは元彼女、いや元愛車のメンテナンスってした事ありますか?