スープラの70スープラ・HKS F-CON V Pro・燃調セッティングに関するカスタム事例
2022年11月06日 17時51分
今から8年前になりますが、コンピューターをHKSのF-CONVへ。中古で手に入れたモノで、Vプロでも初期の製品です。元々は、サブコンで発売されたモノがバージョンアップされてフルコンとなったVプロ仕様です。銀プロと呼ばれているモノですね。ネーミングプレートはF-CONVのままですが、裏にVer2.1と貼ってあります。で、元は銀色のを塗装して金プロっぽくしたという仕様です(笑)今となってはマップは大まかで細かな制御は出来ませんが、それでも燃調と点火のセッティングはイジれますので、ノーマルに比べれば変わります。純正タービンなので、インジェクターは変えてません。燃料ポンプ、燃料フィルター、レギュレーター等、肝となる部分は部品を新調しました。
燃料系をイジるので不要なトラブルは御法度。純正燃料フィルターもこれを機会に新品にしました。この箇所もチューニング云々は関係なく、ノーマルでもあまり交換されない部品ですね。
新品と比べると一目瞭然ですね。大事なのは中身なんですが、見た目で想像がつきます。
お次は燃料ポンプですね。サードの265L/H噴出。これとは別にハーネスキットも必要になります。選択は自分でした訳ではなく、ショップにお任せ。
燃料ポンプを替えてからエンジン始動時に、かんわりとポンプ始動音がします。これだけでもチューニングカー的な感じです(笑)現在では、ヘリテージパーツで復刻されているフューエルセンダーゲージですが、当時は廃盤。現状を確認してもらいながらの作業してもらいました。一応、問題はなし。
レギュレーターも必要となるので、こちらもサード製。燃圧を調整するもので、走行状況によって噴射量を変えられます。簡単に言うと、必要がない時には噴射量を減らし、踏み込む時には噴射量を増やす。必要な時にいっぱい噴いて、いっぱい燃やしてね!で、余った燃料は、タンクへ戻してね、感じ(笑)
この作業で燃料タンクも外すので、タンク内部の錆の確認と、70スープラ持病のリアハッチ、スペアタイヤ部の腐食もこれを機会に治してもらいました。亀裂の大きさがよく分かると思います。
表面から溶接。写真にはないのですが、仕上げはボディ塗装ではなく、この上からサーフェサーで仕上げました。別に見えない所なので自分は気にしません。
下面はブラックアウトで。腐食防止剤ですね。これでこの場所の錆とはおさらばですね。燃料系のチューニングは、一歩間違うと大きなトラブルに繋がるので、部品を新品にするのは当たり前の事かもしれませんね。ま、チューニングでなくともノーマルでも言える話ですけどね。
以上、こんな感じでチューニングを行いました!