デルタのサーキット走行会に関するカスタム事例
2019年08月18日 01時10分
お久しぶりですね^_^
えーと、前の投稿は自爆してリアバンパー直したとこでしたね。
あれからだいぶ経ちますが、、、ぶつけてませんからね?
デルタ君、この暑い夏も絶好調です!
さぁ、今日やっと落ち着いたのでイベント報告でもしましょうかね〜
今年もLANCIA CLUB JAPAN主催のタイムアタックイベント、DELTA CUPが8月11日日曜日に富士スピードウェイのショートコースで開催されました。
毎年恒例のデルタ夏の甲子園です。
やはり、デルタがメインのイベントなので見渡す限り殆どがデルタ!
デルタ大好き人間な僕にとっては天国です。
さて、デルタカップとはなんぞや?と言う方にちと説明。
デルタカップはレースではなく、タイムアタックイベントです。
コースの順走をSS1,SS2と2回走ってタイムを競い、まず、SS1,2の中で一番速かったタイムが暫定的な順位となります。
そして、ここからがデルタカップの面白いところのSS3!
SS1,2で出したベストタイムにこのSS3のタイムを合計して算出されたタイムが最終的な順位になるのですが・・・
実はこのSS3、画像の様にコース上にパイロンを置いてコース上をぐるぐる回るジムカーナ形式。
しかも、当日までドライバー達にはどんなコースか知らされない上に練習走行無しの1発勝負です。
つまり、いくら順走で速いタイムを出してもパイロンタッチ(1本につき+5秒)やミスコースで失格となると一気に順位を落とし、逆にSS1,2のタイムがあまり良くなくてもこのSS3を攻略すれば一発逆転のチャンスがあると言う事です。
この意味、後ほど嫌でもわかります。
なんで、こんなに詳しく説明出来るの?って思われた方もいると思いますが、その答えは簡単!
僕はドライバーとしてではなく、運営スタッフの一人として参加したからです(笑)
当日はコントロールタワーから場内アナウンスと実況、タイム計測、コース監視をさせて頂きました。
前は選手として出てたのですが、今はデルタは動態保存状態なのでサーキットからは遠のいてます。
せっかくですから注目のデルタを何台かご紹介。
この黒いデルタはこのデルタカップの主催者のマシン。
毎年主催者も自身のデルタで参加してます。
サーキット用にバランス良くチューニングされており、いつも上位に食い込むマシンです。
オーナーさんも相当なランチスタで実はデルタS4のストラダーレも所有されてます。
このマルティニカラーが鮮やかなデルタはいつも仲良くして頂いてるデルタ友達の1人です。
元々はノーマルで乗られてましたが、次第にデルタの面白さの虜になりデルタのスペシャルショップであるオートスポーツイワセさんで今では徹底的にチューニングされてます。
実はデルタカップは今回が初参加との事でしたが、他のサーキットイベントや、ヒルクライムで日々腕を磨いていたので、しょっぱなから上位に食い込む見事な走りを披露!
しかし、ミッションブローで残念ながらリタイアとなってしまいました。
イタリア現地では1000万以上の値が付く事もあるデルタのファイルエディションであるコレツィオーネも複数台参加。
中でも、このコレッチは女性オーナー!
デルタのミーティングイベント等の主催もされていて、デルタ乗りの中では有名な方です。
当日もサーキットを楽しんでおられました!
そして、今大会一番の注目の的だったのがやはりこのFENICE105!
東京オートサロンから約半年でショーモデルから競技モデルと熟成が進んでました!
大会ギリギリまで調整やセッティングを続け、この日が初の全開走行!
タイムもノーマルのデルタが40秒前後で走るのに対し、このマシンはベストタイム33秒と言う驚異的なタイムを叩き出し、ダントツの速さを見せつけました。
そして、いきなり勝者の画像でごめんなさい。
運営に集中してたので、走行中の写真は一切撮れませんでした。
今年の総合優勝を飾ったのはこのブルーのデルタのショウゴさん。
この方もデルタ友達としてお付き合い頂いている方の1人で、この方はチューニングや修理をショップ任せにせず、自ら作業を行い長年乗っているデルタもご自分で作られた車だと言っても過言ではありません。
僕のデルタに入ってるチューニングROMも実はこの方に作って頂きました。
実は今年3月にこの富士のレーシングコースで行われたヨーロッパ車のレースイベントにてエンジンブローを起こし、自らの手でエンジンのフルオーバーホールを行い、修理後は初の全開走行だったそうです。
13年連続でデルタカップに出場し、試行錯誤を重ねての初優勝でした。
ショウゴさん、優勝おめでとうございます!
あれ?
大注目のFENICE105はどうした??って話ですが、ベストタイム33秒を叩き出し、ダントツでトップに立っていたのですが、件のSS3で痛恨のパイロンタッチ。
ミスコースなくフィニッシュしてタイムもトップだったのですが、3本パイロンを吹っ飛ばしたペナルティで+15秒が最終リザルトに加算されトップの座陥落。
デルタカップの洗礼を受ける形で今大会を終える事となりました。
しかし、もう既に次の大会に向けて動き出してるようです。
この先、どんな進化をするのか目が離せませんね。
今年は大どんでん返しがあったデルタカップ。
来年は東京オリンピックの関係で開催出来るかわからないとの事。
それでも、開催の運びとなった日には是非遊びに来てください!
俺なら行ける!って方、カップ争奪の挑戦待ってます!