フィットのフィットGP5・DIY・オイル交換に関するカスタム事例
2024年04月06日 20時37分
フィットを購入して2ヶ月ちょっと経った3月中旬に5000㎞を走破したので、オイル交換しました。
いろいろな気になる点が出たので、記録も含めレポートを残しておきます。
まず、オイル交換前に気になっていた事を確認します。
それは…
前オーナーさんが取り付けていたマッドガード。
オイル交換の際に使うスロープにガッツリ干渉します。
万が一、スロープを登った際に行き過ぎて落ちるとタダじゃすまないので、
取り外しました。
ビス3点で取り付けてあるだけなので、
簡単に外せます。
フロントはマッドガードの効果が感じられなかったので、リヤのみ残してフロントは
取り外したままとします。
こっちの方が整備性も良いですしね。
次に見つけた気になる点は、
アンダーパネルの取り付けクリップ。
純正はビスタイプのクリップのはずですが、プッシュタイプに交換されていました。
多分、何回か使うと割れてしまうので、安い汎用のプッシュクリップに交換したのでしょう。
ただ、形状が丸く手持ちの工具で外し難い事もあり、純正形状のビスタイプに交換しました。
続いてオイルを抜いて気付いたのですが、
ドレンプラグのパッキンが外れません。
サイズが違うパッキンを無理矢理つけてあるのか、プラグの溝に噛み込んでいました。
仕方ないので、新しいパッキンを重ねてしのぎます。
次回の交換時にプラグごと交換しましょう。
それにしても下回りを見て気付いたのですが、この車、静粛性を高めるために至るところに消音材が使用されています。
アンダーパネルの内側、タイヤハウスの内側に使用されているのは初めて見ました。
さらに注意してみると、ドアの内側下方にも音の侵入を防止するためか、ゴムのシール材が使われています。
絶対に音を室内に侵入させないという、ホンダの意地を感じますね。
さて、次に気になる点は、エアコンの風が弱い。
フィルターは納車前に交換されていたので
すが、風が弱くて寒い。
こんなもんだろうと思っていたのですが、
内気循環に切り替えるとものすごい風量が出る上に、外気導入だと異音がする事に気付来ました。
試しにエアコンフィルターを外してみると
フィルターは新品同然…って、いくらなんでも綺麗過ぎる。
フィルターの入っていた穴から手を入れてみると指先に何か当たるので、引っ張ってみたら、画像の通り中から異物が出てきました。
引き抜くと小さなビニール袋が出てきました。
結構汚れていたので、随分長い間、中にいらっしゃったようです😅
外気導入ダクト内に詰まっていたせいで、
風が弱かった様ですね。
冬場はオートだと外気導入ばかりなので気付きませんでした。
さて、何か悪いところばかり書いていますが、この車の良いところ。
脅威的な燃費です
比較的登り坂が少ない郊外の道路で
燃費走行に徹するとこれくらい出ます。
ちなみに70㎞走行時の平均燃費です。
ただ、本当に凄いと思うのは、ドライブモードをSモードに切り替えた際のレスポンス。
ひと昔前のスポーツカー並みのレスポンスで、アクセルペダルの踏み込み量にダイレクトに反応します。
そしてデュアルクラッチミッションの変速の気持ち良さは、特に全開加速は中毒性を感じるくらい良いです。
燃費とスポーツ走行を両立しており
シングルモーターハイブリッドの完成形の一つだと思います。
スポーツハイブリッドの名は伊達じゃない。
そして足回りも何故かガチガチに固いセッティングもあって、峠道はハンドリングが俊敏で私好みです😆
通勤用として中古で購入しましたが、
意外にも速くて気に入っています。
10年落ちの中古で上記のような歴史を感じる面白い不具合?もありますが、その辺も楽しみながら乗ろうと思っています。