blackringさんが投稿したセルシオ・10セルシオ・バブル期・レクサス・LS400に関するカスタム事例
2022年01月21日 14時36分
8年所有したR230から良いご縁がありR231へ オープンはやめられません
Amazonのあなたへのおすすめから速攻でポチってしまったトミカ。
トミカ買うの数十年振り?息子が小さいときは結構買ってましたが、ここ15年くらいは全くトミカとは無縁でした。が、この10セルシオ トミカは少々高くても買ってしまいました。
さてここからが長いのですが、私の所有していた10セルシオの写真と一緒にお楽しみください。
私個人的に歴代国産車の中では初代セルシオと初代NSXは別格だと思っています。
共に登場は平成初期、セルシオは1989年、NSXは1990年、私9歳-10歳で、大きくなったらこの2台は絶対に乗るぞ!と決めてた車好きの少年でした。
NSXはわかりますが、10セルシオ好きとは今思っても変態な小学生ですね(笑)そんなところが今でも高級車好きなんですかね。
そんな事を思いつつ18歳で自動車免許を取得して5-6年過ぎた頃、2004年ぐらいでしょうか?東海地方のある中古車販売店にNA1の初代NSXが148万円で売っているでは有りませんか!本気で買おうと思いましたが、いろいろとあり断念。おそらく当時NA1のNSXでは不動車以外では世界最安値だったと思います。
2022年現在ではこの価格は考えられませんよね。ホント買っておけばよかったと後悔。
フォーミュラレッドのATで走行不明、数日考えているうちにSOLD 。
それから4-5年、2008年、念願のマイホームの契約から2ヶ月、リーマンショック(笑)。からの出会い。
近所の中古車販売店にパールツートンの10セルシオ後期がシレーっと置いてあるじゃ有りませんか!もうその瞬間決めましたね!
しかもパリッとしてるのなんの!聞けば建設会社の会長が1993年から新車ワンオーナー、しかも走行38000kmそして当時もんの石川33ナンバー&石川トヨペット←(まだカタカナの時代のやつ)のディーラーステッカー付+寒冷地仕様、理想の屋根、皮、マルチ、←三種の神器(もはや死語)では無かったのですが、安心のバネサスのB仕様。
理想はCのFが良かったのですが、こんな個体逃すともう二度と無いだろうと思い即決、だが、三日後に買いに行ったら、当時モンのナンバー、抹消してるでは有りませんか!いやぁー、残念。
しかし、持ってけドロボー的な価格でしたので現金握りしめ念願の10セルシオオーナーに。
残念なことに、シートが皮じゃ無かったのですが、ウール(モケット)シートの質感が半端ない。
もちろんコイルスプリングシート。116や126のメルセデスを参考にしたのかな。
このコイルスプリングシートは20セルシオからコストダウンで無くなりました。
ある資料によると当時、皮もウールもコスト的にはほとんど変わらなかったそうです。
どうでもイイ話ですが、当時二人乗りのZ33を所有しており当時8歳と4歳の子供を持つ私にとっては唯一家族で移動できる車という事を口実に妻に猛アピールするが聞く耳持たず...しばらく会話がなかっと言うのはここだけの話です。
そんな話はさておき、仕事柄、その随分前から10セルシオに触れる機会が随分とあったので良さはわかっていたのですが、いざ自分の自家用になってもっと深く触れると、とにかく各部の造りが半端ない。
センターコンソールの本杢目一つとっても分厚い。こんな厚さのある木目は、最善か否かのメルセデスのW126でもここまでは無かったと思いますね。外装の塗装も。
そして静粛性、コレバケモンです!もう今になればこのくらいの静粛性を持ったクルマって結構あると思うのですが、平成初期でコレはヤバイです!エンジンもウルトラスムース。
今も同じV8でMERCEDESの278 BI TURBOですが、あの1UZのフィーリングには全くもってかないません。まぁ、距離も浅かったのもあると思いますが、いまだに10セルシオの感動を超える車にはなかなか出会う機会が無いですね。
現行のセンチュリーやロールスのファントムなどは絶品の良い世界だと思いますけどね。どちらも乗った事ないですが...
そんな10セルシオですが、2011年に1台増加を機会に泣く泣く手放しました。
本当は置き場所があればいつまでも手元に置いておきたかったんですけどね。3年で4000kmぐらい乗ったかな...またいずれご縁があれば所有したいですが、最近では良い個体が少なくなってきてるのと、価格も上昇中なのでこれから先は手が届きにくいですね。
改めて見るとこのスタイル美しいですね!
フルノーマルのノンスモーク最高です!
トミカは前期で、この左右違うデザインのホイールもちゃんと再現されてます。
内装のお金の掛け方がハンパない!
先程本杢目パネルの話をしましたが、それ以外でもグローブボックス内のプラスティックのピン、一つ一つ植毛仕上げにはびっくり
今のクルマでは考えられないコストの掛け方
のちに何かの資料で見たことあるのですが、10セルシオはあまりにもコストが高かったせいで売っても儲からなかったとか!?
20セルシオは見るからにコストダウンの嵐でしたから
個人的には20は結構好きなんですけどね!
本日は最後まで41歳の高級車好きの独り言にお付き合いいただきありがとうございました。
ここ最近はW222のSクーペカブかLCのコンバチが気になる今日この頃です(苦笑)。
長文、乱文、失礼致しました。私の10セルシオの思い出でした。