ロードスターのエキマニ交換・ワンオフパーツに関するカスタム事例
2019年12月22日 04時43分
さて、前回の投稿から1ヶ月、ブツが完成しましたのでお披露目にございます。
どこが変わってるかおわかりでしょうか?
隠すこともありません。
そもそも隠せてもいません。
男心さんお待たせしました。
エキマニでございます。
スーチャーの問題切り分けの際に戻した純正エキマニですが、触媒が自然吸気前提であることから近いうちに砕けるかも?と言う話と、実際に砕けた話を聞きまして対策しておきたいと思っていました。
で、事のついでだから抜けの悪さもどうにかしようといろいろ考えた末ワンオフで製作してもらいました。
純正パーツから寸法取ってフランジを削りだして…
ジグ作ってパイプを曲げて溶接して…
出来上がったのがこちら。
径が太いパイプを使っているので一番運転席に近い側の1本を3本の下に潜らせてスペースに収まるようにしています。
それでもギリギリ。
あと、バーナーであぶって曲げたらしいので頂点部分の色付きにムラが見えます。
配線類への熱対策は断熱で。アルミの耐熱板を被せる方法も検討されたとのことですが、折角だからエキマニが見える形で対策しようとこうしてくれました。
タワーバーとのスペースは十分で干渉はしませんが、走行後はタワーバーが触れないぐらい熱くなります。
こんな見た目ですがアイドリング、冷間時の暖気ともに静かです。
走行時の音もバリバリ言ったり変に低音が響かず近所迷惑にもなりそうになく、その割に「ブロロン」よりも「ガルルン」という乾いた感じの音なので金属感がでて良いのですが、携帯のマイクでは正直よくわかりませんね。
あとで録音リトライしようと思います。
1-3速は明らかにスパッと回るようになったので軽快感があります。
ただ、残念なことに4-6速および出力をきっちりセッティングしてくれる前にダイナパックが故障してしまったとのことで、上の方のギアとブースト、および出力の詰めとグラフは後日実施となってしまいました。
(画像は純正エキマニ時のパワー&トルクのカーブ)
ただ、今時点でも1-3速でちょっと怖いぐらいの加速を味わえるので、この方向性で残りのギアもそろってくれれば万々歳です。
また、「エキマニを変えて抜けを良くしたのに、それに合わせてパワーを出す調整がまだ十分に出来ていないので、おそらく今時点では前よりも数値的にはパワー、トルク共に下がってしまっているはず」との見解をもらいました。
ここからまだパワーもトルクも出るのかと思うと楽しみな反面ちょっと怖くすらあります。
1月末にはきっとこの作業も完了してるはずです。
で、その前になるか後になるかわかりませんが次の球も控えておりまして。
続く。