かずさんが投稿したカスタム事例
2025年02月15日 23時37分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
バイト先の社長からのメールでセレナのダイナモ交換の依頼があり交換します。
ダイナモリコール未対策で予約しても約3ヶ月待ちらしく納車前の車両で納める前に交換して納車したいとの事。原因はダイナモからの異音で提携工場にて一応原因精査済み。
作業前の確認でこんな感じで異音がします😓
リフトにかけてタイヤ、インナーライナーを外してベルトを外します。インナーライナーは全部外さなくても半分外してストラットに引っ掻けておけばいいです。
ベルトを外したらついでにウォーターポンプ、アイドラプーリーを手で回して異音やゴロつきがないか確認します。
バッテリーのターミナルを外して暫くおいてからダイナモのB端子、カプラーを外してハーネスを固定しているタイラップを切り避けておきます。
ダイナモを外す前にアイドラプーリーを外しておきます。
外す理由はアイドラプーリーの下にダイナモ固定のボルトがある為です。ちなみに固定ボルトの頭は16ミリでダイナモ固定のボルトは13ミリです。
ダイナモ固定ボルトを外しますがエンジンとフレームの間の隙間が狭くボルトは抜けません。ダイナモを抜く時に一緒に付けて外します。
あとはダイナモをステーから外して抜くだけなのですがそう簡単には抜けません。
セレナには同じ型でも二種類存在しダイナモがすんなり抜けるか抜けないかの二種類が存在しこの車両は後者のようです😥
取り敢えず上から抜けそうなのでサブタンク、サブタンクのステー。ACのパイプをずらして抜けるスペースを作ります。
何とか知恵の輪のようにしてダイナモが抜けました😅ACのパイプは一気にずらさず無理がかからないようにじわーっとダイナモが抜けるギリギリのスペースができるかんじ迄ずらしました。
少し楽に抜きたいならバンパー、右ヘッドライトを外すといいかもしれないです。
取り付けるのは中古ダイナモですが外したダイナモと手で回してみると中古ダイナモはほぼ異音がしないですが外したダイナモはジャリジャリと異音がします。
取り付ける前に一手間かけます。
そのままではすんなり付かないのでダイナモのカラーをツライチ迄叩き戻しておきます。
叩はボルトを取り付けてカラーが出るほうにディープソケットを置きボルトを軽く何度か叩けば戻っていきます。余り強く叩くとステーの部分が折れやすいので軽く叩きます。
ダイナモを押し込み取り付けようとしたらここでトラブル発生😨ダイナモ固定のボルトが上はネジ山が入るのですが下が何度やっても入らず仕方ないので下のボルトの先を3ミリ程削りました。
下のボルトを削ったらすんなりとダイナモがステーに嵌まり固定できました。
固定が出来たらサブタンクやACパイプを元の位置に戻していきます。
アイドラプーリーを取り付けてベルトを取り付けます。
各取り付けを確認し問題無ければバッテリーターミナルを付けてエンジンをかけます。
エンジンをかけてみると異音が無くなりました。
最終チェックをして問題もなければインナーライナーを戻してタイヤを付けます。
最後に時計を合わせ各機能作動点検して終了です。
セレナは人気があり結構な台数が走ってるのでダイナモリコールが出ていて3ヶ月待ちとなると何台かやることになりそうで憂鬱になりそうです😥
作業時間は久々にやるので今回は2時間半位で慣れれば二時間前後ぐらいですね。