その他の‘36 torque tube・Headders・RULES・1926 Ford Model T・1936 Ford drive shaftに関するカスタム事例
2020年03月20日 16時26分
‘36 Torque Tube Headders
直管ですかと聞かれることがありますが、へダース(エキゾースト)は普通のスチール製ストレートパイプではありません。
1936年のFord車のドライブシャフトのインナーチューブを使って作っています。
‘36年を使うにはちゃんと理由があります。
パイプの前の方がテーパーになっています。
‘36フォードのドライブシャフトのインナーは両端がテーパーになってるので一台分(1本)手に入れればカットして左右に使えます。とは言えポチッとやって買うのはアウトです。そもそも売りには出ませんが、自然と自分の繋がりから手に入るようになってきます。
このテーパーだけでなく’36のトルクチューブの硬さと材質がHot Rodらしい咆哮を作り出します。
アフターマーケット製ヘダースのパイプとは格段に音が違います。
ストリートロッドのようにパソコンやカタログで手に入るお手軽パーツはReal Hot Rodには使いません。
Rat Rodに使っている拾ってきたような錆びた鉄パイプも論外です。
全パーツをカタログオーダーして組めるストリートロッドには似合わない、その辺のジャンクパーツかき集めて適当にでっち上げたラットロッドには釣り合わない、手間暇掛かっているのがこのヘダースです。
片バンク4本ずつのプラグワイヤーを見ずにV6ですか?と聞く方もいます。
いちいち「いえ、Vエイトです」と答えるのは面倒です。
因みにエンジンもストリートロッドのようにお手軽SBC(シェビースモールブロック)は基本的に使いません。(極一部の例外はあり)
Hot Rodのヘダースは真ん中2本を1本にまとめるのがCOOLです。
真ん中に2本で片側4本あるのは工作技術がないか手抜きっぽく見えちゃいます。見た目も子供っぽいし。
戦前からのトラッディショナルHot Rodのスタイルです。
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