車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2021年08月03日 00時21分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
豪雨の長野探索(25)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“マツダ ファミリア 800バン スタンダード BSAVD”です😊
草がボーボーの耕作放棄地に放置されていた初代ファミリアバンの中期型。
初代ファミリアバンは過去にも数台発見、ご紹介してきましたが、この丸目4灯の豪華なフロントフェイスのモデルは「日帰り山梨遠征で発見した草ヒロたち(27)」(2019年5月31日更新分)にてご紹介した個体と、今回の個体の2台のみです。
それもそのはず、この顔のファミリアバンは1966年6月から同年12月の僅か半年間しか生産されていなかったのですから、かなり珍しいです。
グレードは廉価モデルのスタンダードで、この白色のボディカラーはスタンダード専用カラーになります。
いくつかの顔を持つ初代ファミリアバンですが、個人的にはこのモデルの顔が一番好きです。
丸目4灯に加え、大きなメッキグリルが装着されているということもあってか、どこか乗用車ライクな顔つきをしています。
とてもカッコいいフロント。
パーツの欠損もなく極上コンディションです。
最後の車検ステッカーは昭和51年(1976年)となっていたので、車検が切れたのは1977年頃と思われます。
仮にその年からここに置かれていると考えると、草ヒロ歴は44年。
草ヒロ界隈ではちょいと長め程度の歴ですが、その割にはボディは綺麗でした。
リア側も草ボーボーです。
撮影時(2021年3月)はちょうど前冬の雪が草を押し潰してくれていたので難なく撮影できましたが、夏になると完全に草の中に姿を隠してしまうことでしょう。
そして残念ながら両側のテールランプがなくなっていました。
物の出し入れの際にぶつけて割れてしまった。という雰囲気ではなく、配線やカプラーごと綺麗に取り払われている感じだったので、その手の人に譲ったのか、もしくは盗まれてしまったのでしょうか・・・。
ファミリアバンの眼前にはお墓が。
どういう訳か、草ヒロの近くにはお墓があるパターンが多かったりします。
雰囲気的にぽつんと置いてあるような感じが漂っていますが、実はこのシリーズの第14回目にてご紹介したカローラクーペの目の前にありました。
カローラクーペの後ろにはU11ブルーバード(第13回目にてご紹介)がありますから、このエリアは物凄い密集率でした。