サニートラックの見附さんが投稿したカスタム事例
2019年01月09日 22時56分
浜松日産が昨日今日とお休みなので、今日は取り外した部品の清掃の日です。まずはシリンダー。ピカピカにしました。リムーバーをはじめて使ったのですが、これが凄いですね!手についたら凄い痛いです!シリンダーはすぐ錆びちゃうみたいなので、リムーブした後はすぐオイルをさしました。ガスケットを剥がしてオイルストーンで合わせ面をピカピカに!手でファンを回すとピストンが動くので楽しくなっていっぱい回していたら燃ポンが動いてガソリン漏れてたのはここだけの話。ピストンは社外品なのかな?もしや、前のオーナーがチューンしてたのか?と思いボア径を測ったのですが、オーバーサイズではなかったです。悪魔のサニトラなんではないかとドキドキしちゃいました。
シリンダーヘッドです。汚いですね!まずはバルブを外します。先に何番のバルブかわかるようにポンチを打っておきます。その後スプリングをソケットで叩いてコッタを外します。この時プラグレンチのソケット(マグネット入り)でスプリングを叩くとコッタが飛んでいかないので安全です。この技は大学時代に仙台のバイク屋のおっちゃんに教えてもらったTipsです。おっちゃん、ありがとう!バルブステムシールも外しました。プライヤーでグリグリすると外れます。次はシリンダヘッドのお風呂の時間です。
30年ほどお風呂に入っていないのか、凄く汚いです。仕方がないのでペール缶風呂を準備してあげました。入浴剤は余っていたサンエスKです。あっためながらブラシで綺麗にしてあげます。バルブのカーボンが全然取れないので、このまま寝かせてあげました。ガイドは鉄なのですぐ錆びちゃうとのことでしたので、一応注油して放置しました。
明日、日産に行ってノックピン、バルブステムシールを注文し、届き次第組み付け作業を行います。
また、剥がしたガスケットがオイルラインに入ってると思うので、オイル交換も忘れずにしなければ...
次回も清掃の記事になると思います。
風呂上がりのシリンダヘッドに期待ですね!