車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2019年06月04日 22時36分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
日帰り山梨遠征で発見した草ヒロたち(31)
~怒涛の大物ラッシュ~
本日の草ヒロ(放置車両)シリーズ
今回は“日産 エコーG4 GC240”です❗
こちらは大菩薩ライン沿いにあるのでかなり有名かもしれません…🤔
突然ですが、この1966~1971年に渡り生産された2代目エコーというバスは日産自動車史において、かなりの黒歴史車であります💦
なぜかといいますと…
1968年6月21日 日産観光サービス(現:日産カーレンタルソリューション)所有のエコーが、名神高速道路を走行中に横転、死亡1名・重軽傷9名を出す事故が発生しました
プロペラシャフトが共振から撓み、トランスミッション側で折損、脱落して路面に突き刺さったことが事故の原因だったとのこと…🤔
更には1969年3月11日 レンタカー業者所有のエコーが、名神高速道路で再びプロペラシャフトの脱落による横転事故を起こします…
重軽傷23名でした
同年6月11日には欠陥車疑惑に対し、国会で豊田英二トヨタ自動車社長、川又克二日産自動車社長を喚問…
エコーのヤミ改修も明らかとなりました
その後、エコーのプロペラシャフトは2分割の対策品となりました
同年9月、国内全自動車メーカーからの58件、2,456,544台(当時の保有台数の約1割)にのぼる欠陥報告を受け、運輸省令を一部改正、自動車のリコール制度が法制化しました
そのため現代の「自動車リコール制度」を作ったのはエコーということなんです😅
そして1971年9月、上記エコーの2度の事故に伴い駆動系を設計変更し、同時にフェイスリフトを行い、さらにマイナスイメージ払拭のため車名を「シビリアン」へと変更されたのでした…
今回はそんな“日産 エコー”です😰
こちらの個体は「高橋製作所」さんにて送迎バスとして使われていたのでしょうか❓
奇跡的に事故を起こさなかった個体ですね✨
エンジンは当時の中型トラック“日産 キャブオール”と共通のG4型エンジンを搭載しています😉
エコーの周りに2台ほど、気になるクルマが写り込んでいますがお気になさらず…🙏
次回と次次回にてご紹介します
「甲斐日産納」のステッカーです♦️
黒歴史を残した以外は普通の古いマイクロバスといった感じですが、シンプルでメチャクチャカッコいいですね~😍
車内は広い室内を活かして物置と化していました😱
フロントに戻って…
カッコいいエコーは今日も佇んでいます
仲間が大事故を起こしたことも知らずに…