あきとさんが投稿したTIG溶接に関するカスタム事例
2024年02月12日 19時51分
CX-5とAZワゴンに乗ってます。おまけでコムスも飼ってます。 最近はAZワゴンが楽しくて、CX-5はバッテリーあがりそうなくらい出番がなく 車好きな方々とCARTUNEを通して交流できたらと思ってます。
突然ですが、車好きのCARTUNEの皆さんはきっと溶接も興味があるだろうと言う思い込みから、私の職業である溶接関係の投稿もしていこうと思います。
とあるユーザーさんに触発されたのもありますが笑
写真の隅肉溶接は4Sのサニタリー管にt10という意味不明な厚みのフランジを溶接した所です。
花咲かせない自信があるのでバックシールドは無し。
フェルールも溶接します。
バックシールドし裏波溶接。
開先、加棒、ギャップ共に無し。
ローリングのメルトランです。
サニタリー管の溶接は、肉厚が薄い事もありますが殆ど私はメルトランです。
ただメルトランで溶接するにも仕上がりに条件がありまして、
それは表ビートと裏ビート共に凸になる事。
サニタリーは裏ビートはカット&研磨が前程なので、表ビートが凹んでいては有効な肉厚が保たれず強度も不足します。
条件を揃えなければなりません。
フェルール用の裏波治具。
各口径製作してます。
こちらは4Sのサニタリー管に1.5Sのパイブです。
1ミリの溶接棒。
隅肉の裏波は案外ムズい笑
部分的に出なかったので後に補修しました笑
鉄骨もやります笑
アーク(手溶接)や半自動もなんでもやります。
写真の骨は150のダブルのH鋼に16ミリのベースプレート。
直流アークで180A程です。
これからも良いネタがあれば投稿していきたいと思います。