田中 B.L.K としあきさんが投稿したTuning Revolution R.E.D Revo Authorized Dealer・Tuning Evolution B.L.K・天に関するカスタム事例
2024年05月23日 18時59分
田中です。 2022年9月20日6回目の再登録です。 悪ふざけした私は泣きそうな顔で高速のインターに消えました
B.L.K104CROSSで埼玉R.E.Dに行った時
お客さま、協力してくださる方とお会いすることができた
彼と一緒にお客さまの愛車に作業することもできた
彼との最後の作業となった
全てがなくなってしまったよ
彼もいなくなってしまった
最後の時を迎える直前、早く楽になりたいと彼は私に言っていた
だからこれで良かったんだと私は思うようにしている
元々ゴルフが好きだった永井さん、自身もゴルフのコーディングを本業とするプロフェッショナルでもある。そんなオーナーが数年前にゴルフVIからゴルフVIIに乗り換えたときに違和感を感じた。
「なんだかシャカシャカした音なんですよ。さらにこもったり、高音がツィーターの部分に張り付いていたり、前に乗っていたゴルフVIよりも音が悪くなっているような気がしたんです」。
あまりの音の変化に違和感を感じたオーナーは得意のコーディング技術を駆使して、純正オーディオのディスカバープロの解析をはじめた。それまで培った技術を駆使してOSへのアクセスを試みた。しかしこれが思った以上に高いハードルで、その道のプロである永井さんをもってしても半年の間試行錯誤したという。
ようやくオーディオ関連のプログラミングへアクセスし、本格的に解析を開始したところ、ある部分の演算処理に問題を発見した。どうやら入力信号に対して何らかの処理を加えて本来のサウンドを変化させているようなのだ。これがオーナーが感じた音の悪さだったのだと判断して作業を開始。プログラミング技術を駆使して、該当するか所をフラットな状態戻す作業を実施することにした。
長い期間を掛けてようやくオーディオ部分のプログラミングの変更を完成させた永井さん。完成したクルマを聴いてみたところ、「前のゴルフVIよりも音が良くなっている!」と驚いたという。これまでゴルフに対してさまざまなコーディングを施してきたが、オーディオもコーディングで改善できる部分があることを発見したのも発見だった。
高音質化コーディングは彼が生きて活きた証でもある
どっかのショップの人間はこれを受け継いでなどいない
これを受け継いだのは私のみ
彼が存在したという証を汚すわけにはいかない
こういう覚悟で私はやっている
覚悟と技術レベルが違うってこった
天に向かってR600 AIR INTAKE雪崩式ブレーンバスター
ラオウと同じく、彼も我が生涯に一片の悔いなしだっただろう
私はこうも思うようにしている
永井良晴、安らかに眠れ