デリカD:5のD:POP・キャンプ・車中泊・DFM2023・ポップアップルーフに関するカスタム事例
2023年06月19日 19時23分
デリカD:5のポップアップルーフ架装車のD:POP(愛称:ニャスパー1号)に乗っています。 この車とともに、インドア家族のアウトドアライフへのチャレンジがはじまりました。 車歴:マツダランティスクーペ(緑)→カーシェアリング&レンタカー→プジョー308SW(赤)→マツダCX-8(灰)→CX-8(100周年白)と乗り継ぎ、方向転換でデリカの道へ。 クルマいじりの初心者で、初心者がはまるすべての落とし穴にハマっている感じで、いろいろやらかした様子をみんカラで記事にしています。
DFM2023-1:初めての車中泊編
デリカファンミーティング(DFM)2023に参加する前日の記録です。あれからもう、1週間以上日が経ってしまいました。
■初の車中泊&キャンプ場予約
今回、同じデリカD:5 D:POPにお乗りの大先輩capprius師匠に前泊のお誘いをいただきまして、家族で初めての車中泊にチャレンジしました。
キャンプ場を予約したことすら人生で初めてでした。
ただ、出発前後の数々の事件(前回投稿)により、設営をはじめたのは予定より2時間半遅れの16時半頃になってしまいましてご迷惑を…
■D:POPと、ついに夢の舞台へ
我が家の愛車ニャスパー1号ことデリカD:5 D:POPさんが、キャンプ場の土を初めて踏みしめました。
ここは、日頃過ごしている東京都内の市街地とはまるで違う別世界。空気が違います。
荷物をおろして、ポップアップルーフを開いて、寝床や食事の準備をしようとしたのですが、そもそもとして、シートをフラットにする方法も、ルームランプをオフにする方法すら知らなかったという有様…
capprius師匠にいろいろ見ていただいて、デリカの使い方を少しずつ覚えました。
■楽しい遊具でこどもも楽しい
今回選んだキャンプ場にはちょっとしたアスレチック的な遊具があり、大人たちが設営で手間取る間、こどもたちは遊具で楽しく遊びました。
この遊び場は日没までしか遊べず、朝は8時から(既に出発している時間)なので、次はキャンプ場にもっと早く訪れたいと切に感じました。
ちなみに、capprius師匠のお子さんと我が子は誕生日が1日違いの同級生で、二人で遊具を使って遊んだり、ラジコンで遊んだり、薪を割ったりして、いろいろ楽しそうで良かったです。
■絵に描いたような憧れの光景
ちょっとした準備にあたふたする私たち。一方、capprius師匠のお宅(キャンプサイト)は、カーサイドタープ付きの豪邸です。
いろいろな道具があり、車も同じD:POPとは思えないほどカスタムされていて、時間がいくらあっても足りないくらい気になることだらけ。
手際よくいろいろ設置されていて、流石です。
■ポップアップルーフの弱点が発覚
見るからに良さげな雰囲気のcapprius師匠邸宅ですが、なんと、ポップアップルーフも、サイドオーニングも全て片付けてから就寝されるとのこと。
えっ?!
その理由は、翌朝の天気予報が雨だから。
デビュー戦のこの日の土壇場で初めて知ったのですが、ポップアップルーフは、雨の日に使うと、折りたたんだ際に車内が濡れてしまい、シミやカビの原因になってしまうようです。
風が強い日はポップアップルーフが使えないという弱点については、過去のcapprius師匠の旅行の記事で知っていましたが、雨も弱点だとは、想像が及んでいませんでした。
■デリカの7人乗りタイプの弱点も露呈
我が家のニャスパー1号ことデリカD:5 D:POPは7人乗り仕様なのですが、ポップアップルーフを畳んでシートで寝ようにも、そもそも7人乗りのシートレイアウトだと2列目の真ん中に大穴があるため、ベッドキットがないと3人並んでは寝られません。
元々、ポップアップルーフで2人、2列目と3列目シートの片側半分で1人寝るつもりだったので大誤算です。完全に詰んだ感…
最悪、キャンプ場のお部屋付きの区画に予約を変えてもらうかとさえ思いました…
■ホームセンターに活路
手詰まり感で途方にくれる中、ふと、ビニールシートでポップアップルーフ全体を覆えば、雨に濡れずに済むのではないか?
というアイデアが閃き、急遽、ホームセンターへ。
来る途中、コンビニや道の駅で「栓抜き」が見つからず探し回った無駄な時間は何だったのかと思うほど、豊富なキャンプ用品売り場がありました。
店内をうろうろしていると、農作業用品的なコーナーでビニールシートを多数発見。
ほしいサイズ(12畳用3.6×4.5m)がなくて店員さんに質問するも、入荷は1週間後とのことで、一回り小さなもの(8畳用3.6×3.6m)を一か八かをチョイス。
3.6×3.6mのビニールシート(シルバー)、養生テープ、ついでに、100×180cmの断熱シートと耐熱グローブを買ってキャンプ場へ戻りました。
■救世主となったビニールシート
ビニールシートをポップアップルーフの上に掛け、バタつかないよう、数か所養生テープで貼り、ボディの傷防止にハトメ部分にも養生テープを貼りました。
風が強い場合は、ゴムロープやフックで固定した方が良さそうですが、今回の場所では、風は幸い比較的穏やかでした。
結論から先に言うと、これで大丈夫でした。
このビニールシートは、雨の日の車中泊の必需品として、今後も持ち歩こうと思います。
■焚き木も初めての思い出
焚き火や薪の購入すらも、今回初めての経験でしたが、寒さで冷えた身体が炎で温まり、ゆらめく光は穏やかな気持ちになって良いですね。
バーベキューの炭火や学校の移動教室の飯ごう炊さんで火起こしくらいはしたことがありますが、私たち家族には、薪をくべて暖を取る経験・記憶がなかったので、これまた良い経験になりました。
■お湯を沸かすだけでも思い出
いろいろ余裕がないので、洒落た料理は無理だと考え、カセットコンロでお湯を沸かして、カップラーメンを主食に、スーパーで買った唐揚げやマシュマロを食べました。
こういった場所で食べるものは何でも美味しいですね。
ただ相方は、ここに来るまでの連日の準備とギックリ腰患者(私)の代行作業で疲れ果て、高湿度で暑いけど寒いような気候で気分が悪くなってしまいこの日はほとんど何も食べれずに寝たのが気の毒でした…
■初心者の試練は、片付けと撤収準備
いろいろドタバタしているうちに、あっという間に日が暮れてしまいました。
暗くなると、作業効率が極めて低下することを痛感しました。
食事のあとは、歯を磨いたり、食器を洗ったり、焚き火の灰を捨てたり、さらには、翌朝の雨に備えて、すべての荷物を車内に入れるのに2時間以上掛かり、寝たのは結局23時過ぎになりました。
キャンプ場のシャワールームは21時でお湯がストップでお風呂にも入れませんでした。
■難しい状況で、経験値が大幅アップ
準備・練習不足、時間不足、収納スペース不足、就寝スペース不足、雨が降った際の作業スペース不足が5大課題となりました。
知らないこと、慣れていないことだらけで、いろいろと大変なことになりましたが、実体験により、経験値が一気に上がりました。
capprius師匠いろいろと教えてくださり、知恵や道具を貸してくださり本当にありがとうございました。
この経験が今後にとても大きく役立つこと間違いありません。
DFM2023の当日へつづく。