車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2022年03月12日 23時47分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
ふらり信州の峠ドライブ(20)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“日産 チェリー クーペ 1200 X-1・L KPE10TKNQ”です😄
これは珍しい!今でも人気のあるチェリークーペです。
この近辺には初代デリカのある桃源郷やシビリアン、キャリイ郵便車がありますが、このエリアでは目玉の個体と思われます。
様子のおかしい後付けのドアミラーが装備されていたり、スパイクタイヤを履いていたりと、なかなか変わった個体ですが、それも味。
グレードはスポーティモデルのX-1、の“L”というグレード。
この型のチェリーは乗用趣向を高めたシリーズとスポーティシリーズに分けることができ、それぞれの最上級グレードのGLとX-1にその上を行く“L”というモデルを設定しており、この“L”がつくグレードにはウッドリム製ステアリングやシフトノブ、レザートップが標準装備された豪華な1台です。
なかなか雰囲気は良いですが、フロントガラスはブチ破られている上にせっかくのレザートップはチリチリに、ルーフには石が置かれていたりと少し荒れた様子ですが、割と風情のある個体です。
このスタイリングはチェリー特有ですね。
半端なく死角が多そうですし、今では造れない造形でしょう。
それでも売れたというのは昔ならでは。
エンブレムです。
欠落することなく残っています。
この所謂チェリーテールは族車やデコトラに理由するのが昔流行って、盗まれたり買い取られたりするのが横行したそうです。
そう考えるとこちらの個体は綺麗に左右とも残っているので珍しいと思います。
人里離れた山中だからこそのグッドコンディションでしょう。
車内は草ボーボーでした。
ルーフに目をやるとレザートップの残骸が残っています。
廃屋とチェリー。
おまけ
チェリーの近くにはボンゴがありました。
接近してみたかったですが、敷地内のため道からの撮影に留めました。