ジムニーのエンジンメンテナンス・素人DIY・エンジンヘッドオーバーホール・感動のエンディングに関するカスタム事例
2024年11月17日 00時49分
2017年6月に、冬季には乗れないエリーゼを購入しました。 一年に3ヶ月ほど乗れない時期がありますが、それを補うほどの楽しさがこのクルマにはあります。 休み、晴れの日限定での出撃になります。 よろしくお願いします。 写真はデジイチで撮影してます。 こちらの愛機は【D7500】。 2018年7月より稼働です☆
エンジンヘッドオーバーホール
このシリーズは、いつ完成するのだろう?
果てしなく続くストーリーのような…。
しかし、進まねば終わらない。
小さな一歩を重ねていこう。
早いとこ終わらせたい。
こんばんは、赤エビです|ω・`)ノ ヤァ
明日からは天候が崩れるとのこと。
今日でカタをつけたい…んですけどね…💦
実は前回の作業中に、カムシャフトポジションセンサーのボルトを落としてしまいました。
ラジエーター周辺で引っかかってるハズなんですが、どこにも見つからない💦
もしかしたら、チェーン方面に飛んでいって引っかかってるのを気づかず、チェーンカバーをつけてしまったのかもしれない。
その場合、せっかく取り付けたオイルパンやウォーターポンプ、ベルトにクランクプーリーを外さないと…。
また作業が止まり、巻き戻ることになります😱
もしチェーンカバー内に引っかかったまま、エンジン始動なんてした日には…😭
1時間ぐらい必死に探しましたよ。
見つからんかったら、再度解体だもんな。
クランクプーリーをトルクレンチで回してみますが、タイミングチェーンが何かと擦れる金属音は聞こえません
チェーンカバー内部には無い!
ハズ💦
なんとか見つけんと〜😭😭😭😭😭
全く見つからないので、グリルから外しましょうと。
ガツッと外してみれば〜運転席側のヘッドライト下に何かある!
こんなとこに入り込んだら見つからんよ💦
固定してたプラスチックのピン?
壊れたので用意せんとな💦
こんな長いのが見つからんのだからねぇ。
むっちゃ焦りますよ😭
見つかりましたので、先程の作業は発生しません。
エンディングに向けて加速しますよ!
エンジンオイルをインストールします。
いつもならばキャップを開けて〜となりますので、カムシャフトのところへインストールってのは〜違和感マシマシです😅
約一ヶ月ぶりにバッテリーを繋ぎます。
冬眠かっ!?
😀
どこぞの芸人さんのように、ツッコミ入りそうです。
エンジンオイルを循環させるため、クランキングを行います、
点火系、燃料系を遮断し、セルモーターを回します。
5秒間クランキングを行ったら、30秒休ませます。
これを3〜4回行います。
ちょっとカメラの位置が悪いですね💦
異音もなくカムシャフトが回ってるのが確認できます。
カムシャフトのギヤ部分にオイルが上がってきました。
オイルが上がってきたので、クランキングは終了です。
ヘッドカバーガスケットの準備をします。
三和パッキング工業株式会社の物を使用。
昨年ぐらいに購入しといたものですね。
エンジンヘッド部分を脱脂します。
所定の位置に液体ガスケットを塗布します。
④ヶ所かな。
エンジンヘッド部分とドッキングさせます。
5箇所のボルトで固定されています。
もちろん、締め付け順番があります。
一気に締め付けるのではなく、少しずつ力をかけて何回かで締めていきます。
ヘッドカバー奥のカムシャフト部分をふたする丸い部分。
ズレないよう確認します。
ここまで来たらゴールは近いですが、圧縮値を測定しておきましょう。
1番シリンダーは950kpa。
2番シリンダーは1000kpaでしょうか。
問題のあった3番シリンダーは1100kpaとなりました。
300→1100への上昇です。
やはり原因はバルブ欠けでしたね。
ちなみに規定値ですが〜5型の場合です。
基準値1180kpa
限度値880kpa
気筒間差100kpa
アカンやん😱
3番が元気になりすぎました💦
6型以降はどうなんやろ。
バルブクリアランス基準値も6型から違いますし、圧縮値も違うかな?
検索してみましたが、ちょっと見つけられませんでした💦
イグニッションコイルを取り付け、配線とエア系ホースを復元していきます。
急ぎたくなりますが、慌てない慌てない…。
エアクリーナー側も復元。
ホース類も忘れずに復元します。
ここで素人感炸裂です。
インタークーラー横のボルトが行方不明💦
インタークーラーと一緒に置いといたはずなんやけど😭
手持ちの長いM6ボルト入れときました。
このままではガタガタしてますので、この後ちゃんと締めてありますよ。
すべてのパーツを取り付けました。
一ヶ月チョイブリにエンジンルーム復元です。
急いでエンジンを目覚めさせたくなりますが、グッと我慢して点検を行います。
何か取り付け忘れないか?
後から後悔しても遅いのです。
エンジン後方、エンジン本体のアースとボディアースの接続線の取り付け忘れがありました。
近くのボルトに噛ませます。
いよいよエンジンを目覚めさせます。
緊張の瞬間です。
冷却水が漏れてこないか?
エンジンオイルは漏れてこないか?
異音は発生しないか?
異常振動などは発生しないか?
数々の不安がありますが、今までの苦労、作業の日々が思い出されます。
覚悟を決めてエンジン始動!
意外とあっさりかかりました🤣
エンジン本体の異常振動もありません。
以前は圧縮漏れしてましたので、バランスが悪くなってグラグラ揺れてたんですね。
カムシャフトが動く音かな?
シャカシャカ音が強いですが、バルブクリアランスを規定値にきっちり収めれば〜静かになるのかな?
排気音もドボドボ音ではありません。
懐かしい元気な音に変わりました。
ただ、オーバーホールあとのエンジン始動なので〜白煙が凄い💦
オイル分が燃えてますね。
吹かすと白煙砲が酷い💦
後方を走る車にとって煙幕となりますわ😅
分かるかな〜?
エキゾースト側から煙が上がってます。
塗布していたオイル分が無くなるまでは発生するでしょう。
エンジン始動時一瞬点灯しましたが、その後は点灯し続けてます。
エンジンチェックランプ💦
O2センサーやろな、多分。
チョイ吹かしても問題なさそうやし、このまま主治医のところへ行きましょう。
20分ほどアイドリングを続け、冷却水のエア抜きを行ってます。
ファンが回らんけど〜とりあえず出発します。
なお、主治医の元でファンが動作してるのは確認できてます。
主治医の元へ到着。
なお、主治医からの感想として〜
【すげ〜、よぉやるわ〜】
(訳☆凄い、よくやったね〜)
と、お褒めのお言葉を頂戴しております😅
なお、右手にあるジムニーが先代ジークです。
主治医の元で、モデルカーとして現役です🤣
その奥にあるタントは、以前嫁が乗っていた機体です。
まだまだこちらも現役です🤣
エンブレム加工の跡が先代の証。
黒字に赤縁取りなので、オリジナリティ炸裂となってます。
エンジンチェックランプの原因は、やはりO2センサーでした。
消してもすぐに発生するとのこと。
エンジンヘッドを取り外す時、配線を押し込みましたので〜接触不良になったか?
それとも、圧縮漏れ状態が長く続いたから、ススが付いてアカンようになったか。
別の原因やと怖いなぁ…。
この後、帰宅して数カ月ぶりに洗車しました。
水アカと作業時についたオイル汚れが凄いのです。
プロヴァイドのOCで拭き上げれば取れるので問題なし。
とりあえず、長く続いた戦いは幕を閉じました。
症状発生から1年ほどでしたね。
今から考えれば、マフラー上部に発生したススの跡は、圧縮漏れが始まっていた証なのでしょう。
しばらく様子をみて問題なければ、以前用意したレジスタイグニッションの変更を試してみましょう。
ちなみに、現在は5番が付いてました。
7番と8番を用意してます。
そうそう、試走の感想です。
やはり、出だしが軽い。
圧縮が回復し3気筒からパワーでてます。
何が嬉しいって、一時停止時にエンジンストールすることがない。
エンストせんように、少し吹かし気味にせんとエンジン止まってました😅
ホントラクになりました。
参考にさせて頂いた先人の記録。
そして教科書代わりになった動画。
名前は出せませんが、本当に助かりました。
ありがとうございました。
ど素人のエンジンヘッドオーバーホール記録も、今回で幕をおろします。
ありがとうございました。
【次はあたしのもやって〜】
嫁から軽く言われましたよ😱😱😱😱😱
ちなみに、嫁車もK6A搭載(NA)です。