ジムニーのフォグランプLED化・バルブ交換・LEDフォグランプに関するカスタム事例
2021年12月07日 21時39分
フォグを純正ハロゲンからLEDバルブに変更しました。色は流行りの白色ではなく、実用性かつレトロ感重視で純正ハロゲン色に近い4500Kをチョイス。
本当は6000Kのほうがヘッドライトと同色でかっこいいのです。また3000Kもクラシックなフォグ色で憧れます。ということで?中間の4500Kにしたというのが本音です。
しかし、純正バルブは点灯しているか消えているかわからないくらい暗いですが、こいつはかなりの光量があります。ハロゲンの100W相当はありそうです。
Amazonやカーショップでは黄色や白色が圧倒多数でハロゲンに近い温白色はほとんどありません。
そこでAliExpressで4500Kでバルブあたり36W/8000lmをうたうH11バルブを購入してみました。価格は1000円弱でした。ZESチップ採用とのことですが利点はわかりません。
ロシア人の高評価レビューは当てにならず、中華あるあるのスペック偽装感がプンプンですがものは試しです。
LEDバルブ選びのポイントはファン冷却、ドライバ(駆動回路)は別体であるべきと考えています。
20W以上のバルブ発熱はかなりのもので、ファン無し、ドライバ内蔵タイプでは熱で駆動回路がすぐに寿命となります。
またドライバが別体だと金属ケースに入っているため、放熱やEMC(ノイズ放射)対策の面でも有利です。
ジムニーの純正バルブは最近増えてきた低消費電力のH16バルブですが、形状はH8/H11と互換性があります。
バルブ自体は防水をうたっていますが外気が流入する構造でした。国産バルブではありえない構造ですね。
そこでレンズカバーの結露防止のためバルブ発光体根本付近を100均の2液性のエポキシ接着剤で適当に封止しました。
ついでにドライバユニットも防水処置しておきました。
このダイソー接着剤の耐熱温度は不明ですが、一般的に2液性のエポキシの耐熱温度は高いことが知られていますので多分大丈夫でしょう。
装着前に消費電力と温度を確認しました。
12V電源でON直後は31W、10分経過して29Wまで落ちました。この時点で発光部の最大温度は室温22度で100度近くあります。ドライバユニットは45度です。
30分後も29Wで落ち着いています。これがこのバルブの実力と判断。12Vで29Wですので14Vでは34W近くまであります。公称値の36Wに近くスペックに偽りなし。
36Wx2ですがジムニーのフォグのヒューズは20Aですので余裕ですね。
最近は2色切替、3色切替タイプも増えてきたので、アリエクスプレスのセールの機会に購入して試してみたいと思います。