ジムニーのkokusaiさんが投稿したカスタム事例

早朝６時の葬儀場………
葬儀の前日、結婚して以来久しぶりに両親と弟と4人だけの夜を過ごすことが出来ました。

ここでお知らせするのもどうしようか迷いましたが、SNSで良い事だけ投稿するのも違うかなと僕自身思っているのでこの場を借りてご報告させて頂きます。

今週10月5日の午後、私の母親が亡くなりました。

実は私の母親は数年前から全身の筋肉が無くなっていく難病と戦っておりました。

戦うと言っても原因も治療法も無い病気なので、どうすることも出来ないのですが、自分で出来ることが日に日に少なくなっていく中で、諦めず出来る方法を探していく毎日でした。
立ち上がること、歩くこと、食べること………私達が当たり前に出来ることが徐々に出来なくなるのはきっと辛かったと思います。

しっかり者の母は病気を知ってからこの病気の専門医を見つけたり、障害者の申請や介護申請、生活に必要になる介護ベッドやら車椅子やら全部自分で手配していたそうです。

ここ数年は車椅子の生活をしておりましたが、数ヶ月前からほぼ寝たきりの状態になっており、通院することも困難で先生には往診に来てもらっておりました。

飲み込む力が無いため、食べることも困難で、胃に直接栄養を入れる方法をとっておりましたが、先生からは栄養さえ取っていれば、まだすぐに死んでしまうことはないだろうと言われており、介護していた父親も、同居している弟もそして私もそのつもりでいましたが、10月5日の午前中父親が呼吸が浅くなっているのに気づき、急遽酸素吸入の手配をしましたが、機械を設置して間もなく静かに息を引き取ったとのことでした。

亡くなる前日の月曜日には、虫の知らせか母親の事が気になって、仕事終わりで実家に向かい、たまたま仕事が休みだった弟と父と一緒に母を囲んでみんなで話すことが出来ました。

家族みんなに感謝の言葉を伝えてる母親に、まだそんな事言うのは早いよ〜なんて話していましたが、今考えると母親は死期が近い事が分かってたのかなぁ〜

疲れたからちょっと休むね〜なんて言った言葉が最後になってしまいました……

看護師をしていた母親は、病院で迎える最後の寂しさ、恐ろしさを知っていただけに、唯一の願いは入院せずに自宅で最後を迎えたいということだけでした。

家族はもっと一緒に居たかったけどすべて母親の思い通りになってしまいました。

長女が書いた手紙をベッドから見えるところに飾ってありました。

長女が生まれて一番喜んでくれたのは母親でした。
保育園に入園してからは毎週お迎えに行ってくれて夕ご飯を作ってくれておりました。
おばあちゃんと過ごした時間が長かった長女は訃報を聞いて物凄く泣いたそうです。

妻が次女の産休取るまでの8年間……長女にとってもおばあちゃんにとってもかけがえのない時間を過ごせたのではないかと思います。

お陰様で先日無事に葬儀を終えることが出来て、少しだけ気持ちも落ち着き、時間が出来たのでこの記事を書いております。

話には聞いておりましたが、亡くなってから葬儀まで、決めなくちゃいけない事や準備やら悲しんでいる暇もないほど忙しかったです。

一枚目の写真の葬儀場で最後の夜、納棺師の方に綺麗にしてもらった母親を囲んで、父と弟と私で母の思い出話をしたり、父との馴れ初めを初めて聞いたり、久しぶりに家族でゆっくり話が出来ました。

シンブルな家族葬を望んでいた母親でしたが、思いのほかたくさんのご友人が来てくれて、立派な葬儀になりました。

70歳……病気にならなければまだまだやりたいこともたくさんあったと思います。
息子としても、もっと親孝行すればよかったと後悔もありますが、孫たちの成長を楽しみにしていた母親の為にも精一杯大切に育てていきたいと思っています。

実家のそばの のどかな風景と11くん❤️
ここのところ実家との行き来で11君にも頑張ってもらいました😌

四十九日の法要が終わるまでは暫くSNSから離れて喪に服したいと思っておりますので、皆さんの投稿にコメント入れられなかったり（我慢できなかったらコメントしちゃうかも🤭）
自分でも投稿は控えようと思ってますのでお知らせさせて頂きました。

ご心配をおかけするかもしれませんが、たくさん泣いて、しっかりお別れ出来たので僕も家族も大丈夫です。

フォロワーの皆様におかれましては、復活したらまた以前と変わらぬお付き合いを宜しくお願いしますm(__)m