RX-8のロータリーのオイル選び・リアルテック・コンプレッション上昇・リアルに高いオイル・長文失礼しましたに関するカスタム事例
2018年10月07日 19時17分
CarTune復帰勢\(*˙˙*)/ 今後は車撮影メインの投稿です◡̈⃝⋆* 走行は筑波サーキット(TC1000)と 筑波山メイン。 整備はREAL-TEC, QUANTAM. よろしくお願いします。
エンジンオイルの選び方において、
ロータリーほど楽しいものはない★
これほどまでに宗教的かつ信者的、
盲信的なモノはないだろうと。
・絶対に鉱物油じゃないと…
・いやいや化学合成油じゃないと…
・3000kmで絶対に交換しないと…
etc...
その他にも
・〇〇のオイルが一番!
などの信者もとい、
信じるものは救われるの精神を地で行く
ユーザーが多くいる?そうで
私も例に漏れず
リアルテック信者のハシクレです笑
そんな私が5,6年の間、
ロータリーを乗り始めた頃から愛用している
エンジンオイルがこちらです。
「RT-01」5w40 1L/¥3750
「RT-02」0w20 1L/¥3750
(化学合成油)
「ニューテックとリアルテックの
業務提携により生まれたオイルです」
私の場合は01と02をブレンドして
使っています(2.5w30)
オイルの値段を見て
「高っっくね!?」と思った方は正常です。
おめでとうございます。
現にレビューを書いてる私も
「高っっくね!?」と思います。
それならどうしてそんな高いオイル使うのか?
その理由が上の写真、
エンジンの性能と寿命の指標ともなる
圧縮値のデータです。
(前のエイトのデータを使用しています)
見づらいので拡大しました★
上のデータの数値が
総走行距離5万kmで、
今回のオイルを使い始める前の圧縮値です。
そして下のデータの数値が
オイルを継続(約3年)利用して
3万km走り、
総走行距離8万km時の圧縮値です。
見ての通り、
8万kmを越えて圧縮値が下がるどころか
上昇しています。
オイルを継続利用しただけでこの効果。
8万km越え+OH無しで
この圧縮値は感動ものです笑
その後OH無しで10万km越えを
目指していたのですが、
道半ばにしてエイトさんが
クリスマスの聖夜に
天に召されてしまったのはまた別のお話…
感動ものですなんて言われても
知らねえよ!という方にこちらの写真を。
マツダが定める圧縮の標準値ですね。
総走行距離5万kmで
標準値を下回っていたエンジンが
総走行距離8万kmを越えて
標準値を越える圧縮値800台。
それでいて
エイトのチャームナンバーの「8」揃い★
オイルの効能が感覚ではなく、
数値で示されると納得…なのですが、
私の場合ひねくれの概念に
手足の生えた生物なので、
マツダのディーラーにて
圧縮値を確認してもらうことに。
その結果、納車時にマツダで測定した数値と
オイルを継続利用した後の数値が
リアルテックでの測定値と
ほぼ同様の結果が見受けられました。
リアルテックさん、
疑ってすみませんでしたm(_ _)m
(ディーラーでの測定値の写真を用意出来ないという失態…一番大事なとこなのに何やってんだ…)
なぜ圧縮値が上昇するのか?
その答えは「金属表面修復剤」が
「エンジンオイルに配合」されている為です。
上の写真は金属表面修復剤として、
ロータリー乗りにとってはあまりにも
有名なブツであるメタライザーEX。
長きに渡るベストセラー?商品で
RX-7の頃から愛用している方も
多いかと思います。
そして口々に言います。
「高っっくね!?」と笑
今回のパーツレビューである「RT-01」には
メタライザーの成分と
全く同じな訳ではないですが、
「金属表面修復剤が配合」されていて
圧縮の上昇に一役買っています。
そして、
このオイル最大のチャームポイントは
超微粒子による、密度の濃さです。
なんか説明がごちゃごちゃ書いてありますが
図で見た方が早くと思うので
さっさとスクロールしましょう♥
超微粒子オイルのメリット★
・密度の濃さを活かして、
油膜を極力薄くすることが可能に。
・油膜を極薄にすると、
フリクション(摩擦、抵抗)が
小さくなる→パワーロスが少なくなる、トルク感向上、摩擦熱が小さくなることで
水温、油温の低下。
・エンジンの焼き付き軽減に寄与。
超微粒子オイルのメリット★
・密度が濃く、強度の高い油膜が
ハウジングとローターに付いている
アペックスシールとのシール性の向上と
フリクションの低減。
またシール性(密封性)が向上することで、
・吸入負圧の向上→吸入空気量の増加
・空気とガソリンの混合気の圧縮圧力の増加
・燃焼時の爆発圧力の増加。
・シール性が向上することで
燃焼室の吹き抜けを抑え、
ブローバイガスの減少→エンジンブローの抑制。
これらエンジンの4サイクル、
吸入、圧縮、燃焼、排気の
根本的な性能を向上させて、
エンジンの性能と寿命の向上に繋がっていく。
★まとめ
・ロータリーの性能と寿命の指標である
圧縮値(コンプレッション)の向上。
水温、油温の上昇抑制。
(水温に関しては、猛暑日に筑波山2往復して遊んでも100度を超えず。)
・数値のデータとして表れる為、
オイルの性能の見える化。
以上です。
結構な長文になりましたが、
ロータリースポーツのオイル選びに
本投稿が何かの役に立てば幸いです。
投稿の閲覧ありがとうございました★
因みに今のRX-8、約42000km時点での
コンプレッションがこちら。
高い数値で推移していて絶好調๑
目指すは100000km🚗 ࡄzoomzoom!!