ノートの8月もよろしくお願いします・先日の写真です・猛暑注意・GRヤリスRS・試乗会に関するカスタム事例
2024年08月14日 07時55分
【GRカー緊急レビュー第3章】
カーチューンをご覧の皆様、こんにちは👋
乗り比べレビューは久しぶりになってしまいましたが、今回3回目です。めでたく新たな車両に出会うことができました。
前回、前々回と楽しんでレビューを見てくださる方が多く、大変ありがたい気持ちです。
ただ、私はあくまでも素人ですし、言葉足らずなところが多々あります。その点、温かい目で見てもらえると嬉しいです。
【GR ヤリスRS】※RZ モデルではありません。以下スペック紹介
型式
5BA-MXPA12
全長×全幅×全高
3995×1805×1455mm
ホイールベース
2560mm
トレッド前/後
1525/1555mm
車両重量
1130kg
最高出力
120ps(88kW)/6600rpm
最大トルク
14.8kg・m(145N・m)/4800~5200rpm
まずまず乗り込むところからですが、ドアが異様に軽いです(笑)
アルミ製はやはり軽い!
リアハッチやボンネットもアルミ製、ドアはサッシレスときたら、、やる気満々じゃんか!と、車に声をかけてしまいました。
ドアの軽さ故、風が強い日にドアを無用心に開けたもんなら、簡単にドアパンチしてしまいそうです。周囲に気を配って開けないといけません。
さてさて乗りますか。
⭐nismoさんが乗るGRヤリスRS
※違和感MAX ですね(笑)写真はお仲間さんからの提供です。
⭐ファーストインプレッション
Dレンジに入れてものの10m 進んだだけで分かる車としての『塊』感。
ゴツい印象車です。
やや小径のステアリングで左右に曲げようものなら、いつでも感じられる圧倒的な剛性感に、、私の笑顔が溢れていました。
『ちょっとまってくれ。なんだこの剛性は。』
すぐに下車して、エンジンルームを確認。
『タワーバー入ってないのにこれ。まじかよ。』
それはそうです。このシャーシの良さは、街乗りレベルの速度域で感じます。タワーバー付き、補強パーツゴリゴリのマイカーと感覚が似ていたので、確認しました。
ところが、全く入っておらず、なぜこんな剛性が高いのか意味不明でした。
調べたところによると、シャーシは上位グレードのRZ とも共用で、スポット増しがされており、ボディーそのものが補強パーツの塊でした。
コーナー進入は、びっくりするくらい頭が入って行きます。ワインティング、峠道がこの車体にとってホームグラウンドと言いきってしまっていいでしょう。
⭐味見
低速域~中速域~中高速域、どの場面でも回頭性が素晴らしい。FF であるのに、こんなにフロントに仕事させたらアンダー出るよなぁ。と思いながら不思議にビュンビュンと曲がっていきます。曲がってしまうからどんどん追い込めてしまいます。
再度、下車してタイヤをチェックです。
この車のタイヤサイズは225.40.18です。
なんとリアタイヤが削れていました。
なるほどね。フロントだけに仕事させずに、リアタイヤを使うセッティングが成されています。
やっぱり脚の動きはさすがGR といったところです。
丸みを帯びたコツコツ感がある脚。
リアサスの動きが良いなぁと思ったら、リアはダブルウィッシュボーンなんですね。
路面の追従性が非常に高い。つまり粘る脚の造りが上手いなぁと感心しました。
路面のギャップや、凹凸に対しても収束が異様に早いので、安心感を与えてくれます。
懐の大きいパパのような脚です。
⭐コーナーリングとパワートレイン
安心するから、操作に余裕が出て狙った通りのライン。
コーナー脱出もスムーズにいきますね。
アクセルを踏み込むと10速擬似ATであるスポーツCVTが最適な領域から加速をスタートさせます。車体側をパワーモードにいれると、CVT の変速タイミングもスポーツ方向を強めます。
嬉しいことにパドルシフトがついており、マニュアルモードでの変速の反応スピードはグッド👍✨次のコーナー差し掛かる直前でのシフトダウン。
かなり機敏に反応してくれました。
私の印象では、こいつのパワーバンドは4500~6000ほどだと見取りました。
5000回転よりも落ち込まないような走りをすると、よりGR を感じられます。
と同時に気分の高揚も隠せません。
RSのグレードはエンジンそのものはノーマルヤリスと変わりませんから、絶対的なパワー感はないです。
だからこそ、踏みきれる、操れる楽しさがあるのかもしれません。
※ただしエコモードだとかったるさがあります。欲しい時にパワーがついてこない。
街乗りはエコモードが逆にいいです。
『うんうん。これで充分じゃないか。』
多くの一般人の方ならこの性能で満足されると思います。これで265万円、乗りだし330万で、鬼剛性の悪魔ヤリス。GR の世界を楽しめる。素晴らしい。
しかし、私は欲張りです。
車の完成度が高いが故に、安心感が高い車。
だからこそ、もう少し上の領域を見てみたいと思いました。そんな私にはRZ を買ってくださいというところで、メーカーさんも分かって車造りを進めているのが分かりました。
やはりエンジンパワーはもう少し欲しい。
総評
私が名付けるならば、、、、
【日本の国土に合ったちょうどいい戦闘機】
残念ながら現在では、このRSのグレードは生産終了してしまいました。
楽しい車でした。
絶対的なパワー感がないからこそ贅沢なボディー剛性感と旋回性を大いに楽しめる車。速く走らせるためには、シフトタイミングやブレーキング、アクセルの入れ方、ステアリングの取り回しなど、ある程度の技量が問われます。
車側がドライバーの操作にしっかり応え、しっかり形にしてくれる。そんな車です。
技量がある方前提ですが、下りの旋回性ならばスイフトスポーツとタメを張ると思いますよ。速いです。
ここまで、この車のメリットや素敵なところを列挙してきましたが、『ん?これはどうなんだろう。』と感じたところもあります。
・見切りが悪いです!(笑)
コンパクトカーなのに、1805㍉も幅がありますので、おやっ?となります(笑)
ミニバンのエスティマが1810㍉なので、ほぼ変わりません(笑)
ボディー左サイドがどこを走ってるのか慣れるまでに時間がかかりました。まあ、これも慣れが大切ですので、オーナーさんも気にならないと思います!
・ブレーキはもう少し強化したい。
踏めば踏むだけ効きますが、車速が高いゾーンで乗れちゃう車だけに初期制動はもう少し欲しいところです。このパワートレインとパワー感からするとパッド交換でバランス取れるかな?といった印象です。
・スポーツシートとはいえ、サイドサポート部が気持ちあと1~2センチでも高かったら良かった、、、
背中のホールドは良かったのですが、コーナリング時には、太ももが🦵飛ばされます。
GR をさらに感じようとするならば、フットレストを思いっきり踏む必要があるので、体感鍛えられますよ。
私自身が補強パーツになるしかありません。
・安定感は最高なのですが、車体の前後の幅感が異なりました。フロントはクイックに入るけれど、後ろがゴリゴリとついてくる感じです。
調べたところによると、リアのトレッドが、フロントに対して3センチも広かったことが分かりました。そりゃ~どっしりはするが街乗りはやや違和感があります(笑)
そういう車だと割りきりが必要です!
私はこういうのが好きですが、、、
何はともあれルックスはかなり迫力のある顔面ですし、カッコいい。
上位グレードのRZ と大きな差は見られませんので、お買い得車と言っていいでしょう。
またまた乗りたいか?と聞かれたら、
『乗りたい。』
ただ、一つ言えるのは、快適ではなかったです。(笑)『シンプルに疲れた(笑)』
以上です。
【番外編】
フォロワーのSYU さんと緊急プチオフ会
現在純正戻しのため、ライセンスランプすらも純正色の温かい色です(笑)(笑)(笑)
これも可愛らしい。
クスコ補強パーツの引き継ぎを行いました。
猛暑の中、また遠方から本当にありがとうございました!☺️
SYU さん、またまたよろしくお願いします!
※まだまだパーツがあるので、、引き継いでもらえる方、大歓迎です。😆何があるのか紹介しないとですね。。
これは、CUSCO トランクバープラスです。
なかなかいいパーツでした。