コペンのレストアレポート・現在お仕事のお話・再生屋・心を無にに関するカスタム事例
2021年11月27日 13時56分
クルマ関連の仕事をして、いつしか好きでやってた板金塗装の仕事により、お客さんのクルマばかりやってたせいで、自身のクルマはそっちのけ。職種変えてから出会ったコペンが数十年ぶりの楽しみになりました。沢山のいいね!フォローありがとうございます。
コペンは凄く良いクルマです。😊 操るたげで幸せですよ。凄く良いクルマです。。
さて。。
レストアレポートの続きになりますインパラのレストアです。。
ボディーをサンドブラストからの作業開始と行きたかったですけど。この個体はね。。
ファーストサンドブラストの作業で、センターピラーのアウター&インナーの骨格にあたる部分が、サンドブラストにより、間違い無くほぼ原形が無くなる事がわかる個体です。あえてボディーブラストの前に、コンバーチブルの「肝」である部分を先に作り込む作業を選択しました。
アウターパネルをめくりインナー確認。
インナーのインナー。。そのまたインナーが予想通りの状態。ここで出来るだけ元々の骨格を出来るだけ作り込む作業です。この個体のインナーパネルの骨格のデータがありません。なので。。でも。。気が遠くなるような。。アタマ抱えてしまう惨状です。想定内でアタマ切り替えます。
もうね。。(笑)化石です。。朽ちてます。。このパーツがリプロで有るとしても、アメリカ発注で数ヶ月の間ブースを無駄に出来ません。なので作りますよ。
鉄板一枚から叩き込み作り込み。インナーですけど重要な部位なのでしっかりと。
アウターの内側のこの部分ね。。。コレはブラストで軽く無くなるよね。。なので今のうちに作る必要があっって。
取り付けて。。この時点で周りの腐食の把握、なんとか接合可能ですげど、作り込んだ周りがブラスト作業ですっ飛んで無くなってもベースとして行けるのです。
凄く掻い摘んでのレポートすみません。先程作り込んだパーツを基礎に、インナーのさらにインナーを作り込む作業を施し、アウター手前のタテの部位を作ります
内部骨格は、湿度多い日本仕様にモデファイしつつ作り込みました。オリジナルで行きたいですが、日本向きでない骨格を正し、アウターパネルを作り蓋をします。
この後、ボディーブラストになりますが、生地のボンデ板で蓋はしません。作り込んだパーツの内側、溶接接合により取り付けた表側は、しっかりローバル(亜鉛塗料)でしっかりリカバリーしときます。
めくり上げたアウターパネルを叩き絞りで元イチに戻して。。
朽ち果ててたセンターピラー下部を鉄板切り出し叩き絞りで溶接接合の取り付け。この後ブラストがある為、荒い叩き込みで良し。ブラスト終えてから細かく正すやり方で行きたいと思います。
レストア作業にブランク数年。。正直腕も落ちてます。ご了承ご了承下さいませ。インナーの骨格はとても大事な作業。妥協とか手を抜く事なくモデファイと再生を施しました。。馬鹿デカイボディーは、ブラスト専門の業者さんに一旦バトンを渡します。
バシバシ砂当てて。。そこからまたレストア作業に集中しますよ。。😊
長々とレストアレポートお付き合いくださりありがとうございます。
この個体、まだ光見えない。そして控え当たることの無い自分の仕事。それでも再生を待つクルマの為に影で悩み考えて。一台でも多く公道復帰を願う自分です。閲覧ありがとうございます。