WRX STIのFLUIDAMPR・プーリーに関するカスタム事例
2019年06月30日 19時00分
大分前からずっと気になっていた、メイドインUSAの[Vibratech TVD] FLUIDAMPR 531101 を今回導入してみた。
正規のルートで購入するとプーリーだけで10万するが、セカイモンを通してB級品(機能に問題無いが製造過程で傷が入り売り物にならない品)がオークションでかなり安くあったので此方を購入した。
海外のオークションで色々心配はあったが、シリアルナンバーの刻印もシールも有ったので大丈夫だと思い取り付けをお願い。
取り付け前に洗浄、ベルトが掛かる溝以外をコーティングした。
プーリー関係を替えるならとオルタネータとパワーステアリングのプーリーも交換した。
取り付けした感想としては、高いけど手が出せるなら是非お勧めします。
最初の感想は、エンジンからの微振動が無くなり静かになって快適性が上がった。
次に走らせて感じたのは、アイドリングからの発進時はほんの少し回転が上がるのに間がある感じがするが、動き出してしまえば滑らかに吹けあがる。
また、合わせて交換した軽量プーリーのお陰か軽く吹けあがるので、加速性能も上昇している。
取り付けをお願いしたショップの方も乗った所同じ感想を述べており、全て軽量プーリーにしたエンジンと比べても段付きや変な微振動が無く滑らかに吹けあがるとの評価をしています。
取り付け翌日高速道路の法定速度内で回転数の加減速テストを行いましたが、3千回転位から一気に回りだし加速していきシフトアップ時の回転数の落ち込みがスッと下がる感じからスーッと下がる感じに
なり、回転数の落ち込みが緩やかになっている。
総評としては、純正の操作感を残したまま静音性・レスポンス・パワーそれぞれが向上しています。
それと高回転域でのシフト操作感がスムーズになっている気がする、もしかするとエンジンの振動で入り難かったギアが入る様になったのなら想定外の改善です。
いい事尽くめで、デメリットが無さ過ぎるので今後発生した場合はまたここで挙げていきます。
大型のディーゼルエンジンやガヤルド、LFAで採用された事もある様なので出来れば何も無いと良いのですけどね。
書き忘れてたが、一つ注意事項があります。
交換にあたりクーラー側のベルトは切断しないと作業出来ないので、予め用意するか作業をお願いしたお店にお願いする必要があります。