デミオの8-BALL〜オタ鬼會〜フィギュアスケーターさんが投稿したカスタム事例
2021年10月17日 22時36分
車を操る中でその操作の意味を知る事でドライビングテクニックの本質に迫れるわけですが……
どんなに電子制御をされようと操作するのは人間じゃないですか。
つまり人間を知る事もドライビングテクニック向上には大切だと考えます。
人間の行動には生理学的、解剖学的な限界が存在します。
何かがおこってから、脳がそれを認知するまでには不可避なタイムラグがあります。
情報伝達に関する神経は中枢神経系と末梢神経系に大別。
中枢神経系は背骨の中に、椎骨の隙間の左右から頭の上から足の指先まで全身に伸びる神経が末梢神経系と呼びます。
車からのインフォメーションは末梢神経を通じてちかく、末梢神経から背骨の中の中枢神経へ伝えられる。
中枢神経の情報は脳に向かい駆け上がり大脳において刺激として認知される。
大脳に届いた情報を元に思考、判断された結果の命令が身体各部へ伝えられるのだが、その場合は逆に脳から中枢神経、そして末梢神経へと情報が伝えられます。
これが人間の情報伝達システムの基本です。
ただ例外もありそれが反射とか脊髄反射です。
末梢神経→中枢神経→大脳と伝達、更に大脳で思考、判断して中枢神経→末梢神経だと回避行動が間に合わない。
そこで脊髄反射は末梢神経系から得た情報が背骨の中枢神経系である脊髄神経に到達した瞬間に大脳から思考、判断された命令より早く次の行動命令を自動的に末梢神経へと叩き返す。
熱い鍋に触れて思わず手を引いた、ボールが目の前に来て思わず目を閉じた、このような思わず行動してしまうのが脊髄反射の働きです。
脊髄反射は人間が持つ自動的な自己防衛機能でありドライビングでは作用してはいけない働きです。
体が勝手に判断して操作が行われてしまってはドライビングなどせいりつしません。