RX-7のマニュアル車・マニュアル女子・坂道発進・坂道こわい・AT限定解除に関するカスタム事例
2022年02月06日 00時13分
※読み物か?ってぐらい長い
こんにちは!
とうとうビッグバレーから無事にFDが帰ってきました!
そう、マニュアル車になって…
1ヶ月ほど前に限定解除しまして、法的にはマニュアル車の運転は問題ないです。
ないんですけど、限定解除の過程は技能教習3コマで検定、合格後には早々にマニュアル免許持ちな訳です。
たった3回、屋内コース練習してバイバイ〜!さぁ、路面走りな!ってそんな嘘やろ…って感じです。
あまりの自信の無さが伝播したのか、3回目の教習序盤で「補講…します…?」と言われた私は諸手をあげて賛成しました。
結果+2コマ補講でした。
検定員の方は検定中は運転の指示以外発言できないらしく、私がクラッチ操作をミスって
「アッ…………」
って呟いてもスルーです。
心がイテ〜〜〜〜〜!
そんなこんなでマニュアル車になって退院してきた訳ですが、いきなり飯塚から自宅まで約30キロの道のりを人生で7回目(教習3コマ+補講2コマ(連続)+卒業検定+祖父の軽トラ)のマニュアル運転での帰宅です。
恐怖しかないです。
例えるならば初心者が裸でリオレウス倒すみたいな心地です。
帰る前に貼りましたともこのシール…
大谷さんは優しい笑顔で、すぐ剥がせるようになるよ!っとおっしゃってくれました。
プレッシャーに押しつぶされそうな私は、そうですね!と口では言いつつ、心の中で気休めはよしてくれ……!!!と思っていました。
発進します。無事に動きました。しかし久しぶりだったのが災いしてバックミラーの電源が入っていない……!ジーザス…!
あそこ微妙に寄せられそうな場所がなくてそのままバックミラーの電源を探しながらゆるゆる前進します。とにかく電源を探してバックミラーを撫でくりまわします。
飼い猫を撫でるよりすごいスピードでバックミラーを撫で撫で…撫で撫で…
ヤバイ…!ヤバイ…!後ろ!見えない!
しかし神は私を見放していなかった!すぐに発見でき、事なきを得てそのまま進みます。
ちょくちょく信号停車を挟みつつバイパスを目指します。
もうね、発進するたび震度5の地震が私を襲うわけです。
そう、いわゆる変速ショックです。
たぶんディズニーアニメのコミカルなシーンばりのガタンゴトンの変速ショックです。
運転してる私もさすがに笑います。
笑わないと恥ずかしくてやってられないんですね。
もちろん坂道で停まりそうなものなら、めちゃくちゃ祈るわけです。
お願いもうちょっと進んで〜〜〜!そこで停まらないで〜〜〜!てな具合で。
おそらくAT限定解除して上手くなったことは運転技術ではなく神に祈る行為だと思います。
バイパスではシールがきいてるのか、後ろの軽トラックがめちゃくちゃ小さく見えるくらい車間距離を空けてくれました。
誰が乗ってるか知らないけど握手したいくらい好感が持てました!
でもね、バイパスは信号ないからそこまであけなくても大丈夫だよ!にこ!
その後もディズニーアニメのコミカルシーンを披露しつつも特に大きな問題もなく家路を進んでいた私はちょっと調子に乗って勾配のきつい裏道を通ろうとしました。
この謎の自信が自分の首を絞めることになります。
坂の途中でエンストです。
静かにスーン…と息を引き取られました。
え…?エンスト?踏んでるのに?え…?
ここで急勾配の坂道発進を余儀なくされます。
しかし私は教習所での坂道発進はお手の物でした。
フフッ…これぐらい行けるわ…
冷静にサイドブレーキを引き、右足をスッとアクセルに移動させつつクラッチを緩めた瞬間、ズズッと下がるFD。
サァ…と青ざめてクラッチとブレーキをギュッと踏みます。
え………下がるやんけ……………
教習所ではサイドを引いた車は下がりませんでした。
ちゃんと坂道でも停まってくれてました。
ハハッびっくりさせやがって…!サイドの引きが甘かったんだな!
冷静さを取り戻した私は改めてギュッとサイドを引き右足をスッとアクセルに移動させつつクラッチを緩めた瞬間、無情にも再びズズッとFDは下がりました。
あ〜〜勾配きつすぎてサイドじゃ停まれないのね!そういうことね!それならそれでいいです!サッとクラッチ繋げて…
ブゥーーーーン…スーーーーーーン………………
あ、
エンスト…
諦めるな…!まだ一回目だし!
エンジンを入れます。
ドゥルルルル、
落ち着いて、エンジンの回転数は多めに半クラだ…!
ブゥーーーーン…スーーーーーーン………………
いやいやまだまだ…!
ドゥルルルル!
ブゥーーーーン…スーーーーーーン………………
いやいや………!
ドゥルルルル!
ブゥーーーーン…スーーーーーーン………………
………………(汗汗)
ドゥルルルル!
ブゥーーーーン…スーーーーーーン………………
ドゥルルルル!
ブゥーーーーン…スーーーーーーン………………
神はいませんでした…
もうこの時、下がれるだけ下がっていた私は諦めてUターンをして大通りから帰りました。
心はズタボロです。
不幸中の幸いは裏道ゆえ後続車がいなかったことです。
後続車いたら死んでました。心が。
まぁこうして色々ありましたが無事に車庫までは帰ってくることができました。
新品のシフトノブは私の手汗でベトベトになったことでしょう…
早く自信持って運転できるように練習します。
ちなみに坂道事件が響いて怖くて練習にも出られてないのですが、そろそろ腹を括りたくて日記にしたためることで笑い話にしよう作戦です。
どうでもいいけど、FDの傷を隠すために貼ってたポケモンパンのヨクバリスが思ったより長持ちで、お前…ってなってます。