デルタのLANCIA DELTA integrale 16V・3Dスキャナー・リバースエンジニアリングに関するカスタム事例
2023年06月28日 16時25分
2023年6月にcartune参入❗️LanciaDelta Integrale16VとKTM RC250に乗っています。自分の手でクルマ・バイクをメンテするクルマ好きオーナーを応援しています📣 メインはFacebookで投稿しています。
【リバースエンジニアリングにチャレンジ❗️】
LANCIA DELTA乗りの鬼門は『ドアノブが弱い』という事。
そもそもイタリア人の設計が悪いという事もありカギが閉まったまま開けようとしたり、ノブを引いたままドアを開けようとすると割れます😢
一応、ヨーロッパからオールアルミの強固なドアノブを入手していますが、コレを元に3Dスキャンして3Dプリンターで複製しようとチャレンジ❗️
さて、操作に慣れないデバイスをなんとか駆使してここまでスキャンしました💦
形はシンプルでも、ここまで再現するには大変です…
フラットに出て欲しいところが、ボコボコです😢
3DスキャンデータをWindowsでプレビューした図。
何故か良い感じで出ています👀💦
しかもプレビューが速い
こちらがスキャン元の、アルミ製ドアノブ。
白い部分はこの後出てくるスプレーの跡です
3Dスキャンしやすくする為のスプレー。
特殊な所でしか売っていません👀💦
このようにスプレーを吹くと白くなります。
要するに3Dスキャナーは
1.黒い、暗い色のモノが苦手
2.直線的なモノが苦手
なのです。そこでスプレーで白くするとスキャンしやすくなります。
白くなったら色着いちゃうじゃん…とお思いですが、この白いパウダー状のものは半日〜1日放置すると消えてなくなり、元通りになります👍
業務用以外のコンシューマー向け3Dスキャナーで最も性能が良いと言われているスキャンキット一式
スキャナー付属のサンプルで彫刻像が付いています。
一見、この彫刻の方がスキャンが難しいのでは?と思いますが、実はこちらの方がかなり精度の良いスキャン結果が出ます。
3Dスキャナーは
1.白や明るい色が得意
2.直線的な起伏に特徴が無いものより、有機的で起伏に富んだ形状の方が得意
という事なのです。
しばらくお休みしておりましたが、赤マルティニ化も済んで落ち着いたので、夏休みの宿題として、そろそろ再開したいと思います😃