タイプⅡ トランスポルターの空冷VWに関するカスタム事例
2021年12月31日 23時02分
備忘録的投稿が多いです。 30歳のオジサンです。 空冷VW歴7年です。 オービス気にするのに疲れ、遅くても楽しい車を求めた結果100キロ巡航できる乗り物がなくなりました。 整備に関しては素人ながらも真剣に向き合ってるつもりです🙃 時に質問攻めしますがご容赦願います🙇♂️ 【所有車】 空冷VW タイプ2 1961 microBUS スバル サンバーディアスS 1997 ホンダ ゴリラリミテッド 1979
皆様こんばんは〜✨
今年の年末年始はバスのメンテとタントのオーディオをやりまくる予定が…
忘れないようにトラブル記録です。
昨日はウチのバス君のラインオフから61年の所謂誕生日。
空冷VWに乗りたい会社の後輩(ジムニー君)を連れてVWショップにパーツ買い+手伝いに行ってきました。
ところが、後輩と帰路についた23時頃、信号待ちしていたらいきなり1発死んだののもっと酷いみたいな状態に…
味わったことの無いブスブス感。やっとエンジン掛かってますみたいな。
うまいことピックアップしないと回転も保てないし、嗅いだことないような焼けたような臭いが…
点火系を疑いプラグ外すもオートチョーク効き始めで燻ってて違いわからず…
ちょうど点火系部品買ってたので、新品コイル、コード、プラグに交換
タイミングライトで確認すると4発とも飛んでる。
タイミングもok
なんかガソリン濃すぎ感もあり左のインマニブーツの継ぎ目から若干ガソリン滲みがあったのでキャブオーバーフロー疑いバラすもフロートOK、ジェットの詰まりなんてレベルの不調じゃないが、一応加速ポンプ以外バラしてとりあえずパークリで清掃したけどもちろん変わらず
次は目に見えない故障を考えイグナイター疑いで、ポイント式デスビ1式の予備持ってたので交換しようと思ったらデスビのシールが膨らんじゃっててケースに入らない…ひでぇ…
仕方なくポイントを元のBOSCH009に、移植してシックネスで0.3mmに。予備デスビが0.3だったので。規定はわかりませんが…
タイミングも合わせたけど何も変わらず。
これが予備のリプロ009デスビ
結局原因が全然分からなくて、怖かったけどインマニブーツを左右ずらして掛けてみた1,2番のマニホールドから混合気が滲んでくる。なぜ?
素人の自分はお手上げになってしまい、直前まで一緒にいたVW仲間に相談するも解決せず…
その後ショップの社長がまだ起きていると教えてくれて、わざわざ連絡まで取ってくれました。社長から電話掛けてくださって、色々やった事を伝えて、そこまでやったならあとはバルブカバー開けてクリアランスみてみろと教えて下さいました。このとき1時過ぎ
後輩はクソ寒い外で限界を迎え座って寝てましたが、凍死するんじゃないかと心配でした。
ロッカーアームを手でカタカタして大きくズレたりしてないことを確認。1,2番側正常。
さて3,4番側。
なんと…4番のインテーク側プッシュロッドが外れてました。バルブが戻ってきてないんでロッカーアームがシーソーです。
クランク手回しで他も確認しましたが、3番インテークも引っかかってしまって戻らなくなりました。
エキゾースト側は大丈夫でした。
ここで症状がやっと頭の中で繋がりました。2発圧縮吹き抜けですね。
やっぱりプロは経験が段違いですよね。本当にありがたいです。それと共に、車好きとして原因究明出来なかったことが悔しくて仕方ないです。
バルブコッターは正常位置にいて、スプリングは大丈夫。
バルブ曲がっちゃってるのかな?
ピストンは平気?
ステム打ち替え?
全然わかりません。ヘッドなんて変えたことない💦💦自分の車のエンジンをバラしたことは無いんです😫
ショップまでめちゃんこ近かったので、3,4番のプッシュロッド抜いて2気筒不調エンジンで無理やり移動、
このとき3時半
始発で家に帰る事を決定、1時間程待ちがあったのてカセットガスストーブで暖を取りながら仮眠
4時30分にタクシー呼んで始発で帰りました。最寄りからもタクシーで家着いたら7時
発泡スチロールみたいなミゾレが降ってました〜❄️
後輩はデートのため帰宅
初めて見た空冷VWの世界にしては、濃すぎた1日となってしまいました。いつも嫌な顔ひとつせず付き合ってくれて本当に感謝でいっぱいです。
とりあえず昼まで寝て、タントでショップに向かいました。社長のご厚意で場所とお知恵を貸して頂けることに。いつも素人の私に、とっても親身に教えて下さいます。
ショップのバスをお借りして、社長とホームセンターにコンパネを買いに行きました。
まずはロングブロックまでバラすのでエンジンおろします。
今日は後輩が居ないのでひとり作業です。
バンパー、リアエプロン外します。
バッテリーマイナス、アクセルワイヤー、ハーネス類、フューエルラインを切り離し、エンジンを下ろします。
シングルキャブなので楽ちんです。
こんな感じでポロリ
可愛いエンジン。
ロングブロックにしていきます。
ファンベルト、プラグコード、ジェネレータバンド等を外してファンシュラウド、外せるエンジンチンを外します。
インマニブーツをズラし、インマニ固定ナットを緩めキャブごと引き抜きます。デュアルポートなのでシリンダーに残ったバナナみたいなとこも外します。
マフラーを外します。エキゾーストパイプの固定と2,4番マニを外して1式取り外します。
残るエンジンチンを外していきます。
エンジンチンのボルトは固着してるのが多いのでショックドライバが手放せません。
とにかくウエスを開口部へ詰めます。部品やゴミが入らないように。
フューエルポンプのin-outは手持ちの余ったホースでUの字にして塞いでおきます。
また明日、バス君。
頑張って直すから、これからも末永く宜しくね。
皆様、本年も大変お世話になりました。
来年も宜しくお願い致します。
さ、実家でゆっくりしたので、帰宅して明日からのバス修理の続きに備えなければ👍