ステラのステラ RN・解説に関するカスタム事例
2023年02月07日 20時57分
無言フォロー失礼します早速ですが以前コペン好きまさとで投稿していました。撮影に使用するのは最近買ったiPhone7で投稿したいと思いますフォロー大歓迎です100%フォロー、フォロバ、コメント返信、毎日いいね、毎日投稿致します。 叔父が手打ちそば天作を経営しています。富士急ハイランド付近なので遊びに来られた際には是非お立ち寄り下さい
本日はステラの解説を投稿します。
2006年6月登場のスバル・ステラ。ステラとはイタリア語の「星」に由来し、メーカー曰く「使っていただくすべての方々にとって、光り輝く存在になるようにとの思いを込めた。」とのこと。
初代ステラはR2をベースに背の高いワゴン型とした車で、R2のプレミアム路線からメインターゲットを女性にシフトさせたモデルであった。
ステラは「たのしい関係空間」をテーマに子持ちの母親をメインターゲットとし、それまでのスバルには無かった広い室内空間と多彩なシートアレンジ、収納スペースなどのユーティリティが与えられたモデルである。
これにメカニズムではスバル伝統もしくはお家芸ともいうべき4気筒エンジンに4輪独立サスペンション、無段変速機のi-CVT、一部モデルではスーパーチャージャーなどを組み合わせ、ただ室内が広い実用モデルにおさまらず見えないところでスバルのこだわりも感じられるモデルとなっている。
一方で広さ重視ながらスバル伝統のメカニズムは健在で4輪独立懸架サスペンションに4気筒エンジン(スーパーチャージャー仕様もあり)など同時の軽ワゴンとしては目に見えないところでこだわりが感じられる1台であった。
ここまで見ればステラはスバルらしい新ジャンルの軽乗用車にみえるが、実は当初から予定されていたものではなくそれよりも前にデビューしたR2の販売不信を受け、R2をベースに急ごしらえで作られた車である。
そのスピードは設計から販売に至るまでわずか11か月という驚きのはやさで、プラットフォームを流用したとはいえスズキやダイハツもびっくりな短期間で登場。R2の面影は(流用ゆえに)エンジンルームやインパネ、スピードメーターなどの垣間見え、R2ベースのため若干室内が同年代の他社よりも若干狭いなど初代ステラ特有の特徴があった。
R2時代ではムーブやワゴンRにデザインや独自性で勝負を挑んだのだったが、結局は似たような車種を出すところに落ち着いた。軽自動車という実用性が重視される市場では、全体的に見ればスペース派の方が多くR2はそこまで大ヒットとはならなかったようである。
スバル製・初代ステラ(RN1/RN2)の特徴とOEM後のムーヴベースとの違い
初代ステラはR2を流用した作りで、足回りは4輪独立懸架式サスペンション。エンジンはEN07型4気筒エンジン。過給器モデルにはスーパーチャージャーを組み合わせる。
一方、この後フルモデルチェンジし2代目となったステラは5代目ダイハツムーヴのOEMモデルとなった。セッティングなどがスバル仕様となっているものの、中身はダイハツ製で、足回りはマクファーソン・ストラット式コイルスプリング、3気筒エンジン、ターボチャージャーを組み合わせる。
初代ステラはR2の流用のため、室内空間が同年代のムーヴやワゴンRと比較すると若干狭い特徴があった。その分独立懸架式サスペンションにより凹凸路面での乗り心地は良好。外観は他社に似ていても中身はスバルらしいモデルであった。
エクステリア
RN1
フロントデザイン。曲線を描いたヘッドライトにシルバー塗装グリル、スタイリッシュなバンパーが初代ステラの特徴だ。ベーシックな感じがありつつスタイリッシュな部分も兼ね備え当時のライバルと比べると差別化がなされたフロントデザインとなっていた。
デビュー当初はカスタム系のみ過給器モデルが設定されていたが、2008年11月マイナーチェンジ(C型)でノーマルモデルにも過給器モデルが設定された。
写真の物は上級グレードの「LS」グレードで、他にもヘッドライトがディスチャージライト(※オプション設定)を選択可能となっていた。
R2やR1よりの背が高く、かつての初代プレオよりも全高の高いトールワゴンボディとなっている。
ノーマルステラでは全グレードでフルホイールキャップとなる。
リア。当時のムーヴカスタムのような縦長コンビランプを装着。おおきな六連星エンブレム部分はリアハッチの取ってとなっている。
当時売れ筋だったムーブやワゴンRと同じ形で作られたステラは、全体のシルエットからもそれがライバルであることは一目瞭然だろう。ヘッドライトは斜めに切り込まれ部分が特徴的で、当時のムーブでもワゴンRでもないデザインとなっている。
エンジンは上述の通り4気筒のR2と同じスーパーチャージャーモデルが追加されている。4気筒の自然吸気エンジンの最高出力は54ps(40kW)/6400rpm、最大トルクは6.4kg・m(63N・m)/4400rpm。
ただし、スーパーチャージャーはレギュラー仕様にするために出力が落とされた後期仕様となる点に注意。トルクが10.5kg/3200rpmから9.5kg/4000rpmに下げられて、最高出力は64ps(47kW)/6000rpm、最大トルクは9.5kg・m(93N・m)/4000rpm。
トランスミッションはCVTまたは5MT。駆動方式はFFまたは4WD。5MTに関しては2008年11月マイナーチェンジで最廉価のLグレードに追加され、NAのみの組み合わせとなる。
初代ステラ RN1とRN2型の違い
RN1は前輪を駆動するFFのステラ。 RN2はRN1ベースで全輪を駆動するAWD(4WD)のステラ。
4WDシステムにはビスカスカップリングを用いたオンデマンド式が採用され、普段はFFで走行し、悪路や雪道などで後輪との前後差が生じると自動で4WDに切り替わる。
ジムニーやパジェロミニ、軽バンに用いられるパートタイム式4WDとは異なり、任意で切る帰る必要がなく、タイトコーナーブレーキング現象も発生しずらいため、街乗り4WDでは多くこの機構が用いられる。
スピードメーター。スーパーチャージャーモデルでは(R2スーパーチャージャーの前期型と同じ)タコメーターが付く。なおカスタムモデルのステラカスタムではR2のスーパーチャージャーと同じ3眼独立メーターが付く。
2008年11月以降のLグレードのみに設定された5MT。MTのみ従来通りのフロアシフトとなっている。