CTS クーペのアメ車・キャデラック・コアサポート塗装・セラミックコート・セラコートに関するカスタム事例

Ceramic coated Front Core support...
グリル越しに汚い絵面見えませんか？？…
サビサビになったコアサポート？？
もうじき新車から10年が経つとはいえ、ちょいあり得ない酷さです…

アメ車だから？？
たぶんそれは関係ないかと…
グリル越しにチラッと見えるこのサビの塊が非常に不快でした…
バンパー外したら絶対直そうと購入したときからずっと思ってました…

雨が続いてますが、環境柄エアツール使う作業が日中は出来ないので、世間様に迷惑にならないよう、日の出前を狙って、車輌を移動し…
とりあえずはサビ落とし…
ちんたら作業も出来ません…
一応、作業時間15分以内に済ませる予定でやらざるを得ません…

缶スプレーでやれば良くない？？
と思われますが…
あれだけサビ発生してたら缶スプレーで直す気は起きません…

ココはコダワリ持って、世間様が使えないような特殊な材料使います。
一般の自動車系塗料ではなく、セラミック系材料を使います。

この数年でアメリカ系のパーツなどにも採用されてます、自動車系以外だとモデルガンなどにも使われているみたいです。

元々、軍隊用の兵器の耐熱や海軍兵器の塩害の耐食性を目的とした材料です。

商標名で例えていうとCeracote(セラコート)とも言われてます、わかりやすい使い方だと、社外マフラーのブラックアウトされた表面処理なんかによく使われてます。

一昔前の耐熱塗装とは比べ物にならないくらい優れてます、よく下からサビ沸いたりしますがまずそれはあり得ません。

エンジン周りなので耐熱も重要ですが、あくまでコアサポート周りなのでそこまで耐熱は要求されないでしょうが、どちらかと言うと耐食性対策でセラミックを吹き付けました。

作業時間が限られるので、ちょい手抜き気味な仕込みになりますが、ラジエター周りを簡易的にマスキングして、周辺に塗料が飛び散らないようにガン口径絞りまくってのピンポイント吹き…

ちなみに…この材料…自動車系塗料よりも比べ物にならないくらいかなり有毒です。
マスクせずに吹くと一瞬で肺に突き刺さる様なムセが出ます…
かなり改善はされましたが、出た当初は目も開けられないくらい目も痛かったです…
ゴーグルすると施工面がちゃんと見えなかったり…

またこれから雨が降る予報があるらしいので、雨養生して置こうと思います…

サフェも乾いたでしょうし、これからバンパー塗装でもやりましょう…