MINIのSMITHS・メーター・DIYに関するカスタム事例
2020年06月06日 20時31分
これまでもこれからも、自分の愛車は、燃費が悪く、壊れることもあり、人も物もあまり運べず、税金は重課され、手放す時には二束三文?。でも愛着があればそんなことは気にしません。我が愛車は移動手段てだけじゃないんです。手入れを行き届かせるべき愛用の道具だったり一張羅でもあるんです。時にはペット、時には伴侶、手を掛ければ応えてくれて、まるで鑑のように自分の行いがきっちり還ってくるのです。そんな私も身体のあちこち壊れはじめたクラシック。今日も私と愛車、頑張れ頑張れ、東へ西へ
先月はほとんどステイホームだったので自宅で純正油圧計、水温計からデュアルメーター(油圧と水温)、φ52のタコメーターに交換していました。
ついでにセンターキー(IGN)とハザードスイッチの位置を交換。渋滞最後尾などでとっさにハザードを出すにはこっちのほうが有効でしょう。ワタシ、オリジナルのスタイルにはこだわりません。
始動時と走行時の油圧は規定である4.22重量キログラム/平方センチメートル(kgf/cm² )=60.02重量ポンド/平方インチ(psi)。油温が上がれば油圧は下がるので、規定アイドリング時は1.05重量キログラム/平方センチメートル= 14.93重量ポンド/平方インチ。
油圧計の場所が右から左と遠のき、接続パイプの取り回し修正には時間がかかりましたが、劣化してそうだった純正のファイバーワッシャー(パッキン)から流用のニトリルゴムへ交換したところ油圧漏れはなく取り回しも接続も問題はないようです。
ちょっと近所を走ったくらいじゃ油圧こそ下がりましたが水温はNまで上がりませんでした。ちなみに水温は機械式なのでIGNに関係なく実測されます。
アイドリングはキャブレターのミクスチャーを冬季から変えていないのでちょっと高め。
φ52のタコメーターは当時モノには存在しないのですが、かろうじて英国旧車に似合う「SMITHS」のロゴ入りのものがこれともう一種類だけあるようです。
定番だと自分も88年式に追加していたφ80ですが、スポーティーにせず設置するためこのような選択になりました。
ウッドパネル装着の場合のちょっとした小技として、φ52メーターは同径リング状に切り出したコルクでオフセットしてあります。こうすることで通常はパネルに埋もれてしまうメッキリムが突き出してカッコいいのです。