デリカD:5の4B12 2.4 MIVEC・オイルキャッチタンク・ブローバイガス対策・ブローバイホース取り回し変更・エンジンメンテナンスに関するカスタム事例
2023年01月09日 22時30分
お疲れ様です🙋
本日はエンジントラブル保護オイルキャッチタンクの話し👨🔧
今回の仕様変更は長く乗る為に確実に効果ある作業になると思います👌
ちょっと長くなりますがお付き合い下さい💁
一応簡単にまとめました 笑
ブローバイガス(不純物、未燃焼ガス、オイル)を気化、取り除いて戻す為のオイルキャッチタンク
通常の取り付け方法で説明されているホースの取り回しでガソリン車は全く不純物が溜まりません😅
ただの飾りになっているオイルキャッチタンクを機能させる作業👨🔧
現在はタペット→タンク→インテークホースに戻すライン
これは通常のデリカの取り付け方法こちらを変更
ちなみにブローバイラインは2系統あり
🟠タペットカバー→インテークホース
🔴タペットカバーPCVバルブ→インテークマニホールド
があります🙋
そもそもブローバイってなんぞや?って人もいると思いますが〜
ガソリン車の場合エンジン内部で圧縮した空気と燃料をスパークプラグの火花で爆発させた力で動く
ディーゼル車は空気を圧縮、高温になった空気に燃料噴射
どちらのエンジンもその動きの時、ピストンリングの隙間等からクランクケースに未燃焼ガスが漏れる
これがブローバイガスになります👨🔧
過走行になる程リングの摩耗なのでブローバイガスは増えますがまめなオイル交換やメンテナンスすれば長く乗れますが👌
当然ブローバイガスはエンジンには良くありませんが大気開放が禁止🙅
インテークラインに戻して再び再燃焼させる仕組み
約2年取り付けたオイルキャッチタンク
全く溜まってませんね〜
高回転域で常時回さない限りこちらの回路はほとんど汚れません✋
今回はこちらのPCVバルブラインからホースを引回し作業
2系統のブローバイの流れは違いがあり
スロットルオフ〜スロットル半開き
インテーク→エンジン
スロットル全開
インテークホース←エンジン
PCVバルブライン
エンジン→インテークマニホールド
常時ブローバイを戻す仕組み
なので汚れが回る率が全然違います💁
インテークホースに戻すラインは綺麗ですが…
PCVバルブラインは未燃焼ガス、オイルが戻ってます
バキューム計のシリコンホースも御覧の通り…
フィルターもすぐに汚れます…
エンジン手間にあるインテークマニホールド
PCVバルブから🔴部分にホースが繋がります
かなり奥にありますね〜
取り外したブローバイホースを加工
試作でトヨロンリングホース→トヨロンメッシュホースにてテスト
インテークラインは通常に戻す
PCVバルブ→タンクIN→タンクOUT→インマニ
常に高回転でエンジンを回す場合ならインテークホース側でも効果がありますが
スポーツ走行、アクセル全開の頻度が少ないデリカ
確実にブローバイガスを取り除くならこちらのラインがベストかなと👍
バキューム計ホースも汚れを減らす為タンクOUT側に取り付け
1週間テストを重ねてホースの点検
曲がりなどで少し潰れがあり
リングホースの方が適しています
気になるブローバイは…
見事にブローバイガス、オイル摘出成功👀
すっと飾りになっていたオイルキャッチタンクがやっと機能しました🙆
これで過走行エンジンの保護、エンジン内部もクリーンになりそう🚙✨
長くなりましたが〜
オイルキャッチタンクホース取り回し変更
ブローバイガスの話しでした💁
オリジナルなので参考は自己責任で⚠