ロードスターのエンジンオーバーホールに関するカスタム事例
2019年12月06日 16時58分
現在の愛車は、ユーノスロードスターNA8Cだけになってしまいました。 過去には、AE86やBNR32に乗りましたし、EG6で鈴鹿のクラブマンレースに参戦していた頃もありました。 新車から30万kmを走破したBMW530iは、ぶっ壊れるまで乗るつもりでしたが、予想外の買取価格に目が眩んで売ってしまいました😅 まだまだ気持ちだけは元気な、アラフィフです。
エンジン復活への道 Part4
エンジンバラしが一通り終わり、洗浄作業もほぼ終了しました。
まず、焼き付きを起こしたコンロッドメタルです。
見るも無残な姿。
シリンダーブロックをバラしましたが、シリンダーに傷も入り、当然使えないので、中古で購入したNA8Cのエンジンのブロックを使います。
下準備として、薬剤に漬け込んで、汚れを落とします。
シリンダーヘッドの燃焼室側です。
シリンダーヘッドは、ポート研磨もしてあるし、何よりNB用なのでなんとか再使用したいのですが…カーボンで真っ黒です。
それよりヤバかったのが、燃焼室の上下の所なんです。
焼き付きを起こした時かと思いますが、あまりの高温に燃焼室の上下の所が熱で溶けてたみたいです。
幸い軽傷との事で、予定外の面研する事になりました。
これで、更に圧縮比アップです。
上の写真は、ブロックとの接着面を掃除して綺麗にした後です。
燃焼室の上下の部分の汚れが取りきれてないのは、溶けている部分もあるからです。
下の写真は、面研して綺麗にしてもらった後です。
面研に出す前にブロック同様、薬剤に漬け込んで綺麗にしたので、燃焼室も綺麗になってます。
面研した所は、当然綺麗ですが、燃焼室のEX側の部分は微妙に跡が残ってます。
どうやらこれ以上は削れないようですが、これくらいならなんとか問題ないみたいです。良かった。
当然、バルブもカーボンを落として綺麗にします。
バルブの汚れは高熱で焼き付いているみたいになってるので、薬剤に漬け込んでもあまり綺麗にならないらしく、ワイヤーブラシで掃除します。
写真のインテーク側は、割と簡単に汚れが取れるのですが…
エキゾースト側のバルブは、燃焼室側もマニホールド側も強烈に汚れが焼き付いていて、ブラシで掃除してもなかなか汚れが取れてくれませんでした。
ちなみにワイヤーブラシで掃除してると、顔が真っ黒になってましたわ!笑
ついでに、最近CTでもちょいちょいネタに上がってるコンピュータのコンデンサの液漏れをチェックしてみました。
とても綺麗な感じでしたね。
30万キロ近く走ってるのに…既に交換済みなのかな〜?
先日疑問に思って皆さんに質問したヘッドカバー問題ですが、シリンダーヘッドを再使用するので、これもそのまま使う事にしました。
割と綺麗なんですが、せっかくなので結晶塗装する事にしました。
自分でやろうかとも思いましたが、結局友人の知り合いにお願いしました。
出来上がりが楽しみですね!
一応、一通りの分解、清掃作業が終わりました。
工賃を節約するために、整備工場をやってる友人の所に毎日のように通い詰め、友人のアドバイスを受けながらやりきりました。
毎日出来ない、短時間しか出来ない、慣れない作業となかなかの時間がかかってしまいましたが、自分でやってきたので、より愛着が湧くかなと思ってます。
あとは、ピストン、ピストンリング、メタル、ガスケット等を購入すれば、組み立てをするだけのようです。
さすがに組み立ては、プロである友人に任せます。また壊れたら、泣くに泣けないですからね。
ここは、ケチらずお願いしますわ。
今はモノタロウで大体のマツダのパーツは買えるのですが、残りのパーツだけで10万円オーバーです!さすがにビックリしました。
モノタロウは、月に1度くらい10%オフの日がありますので、その日に購入予定です。
今月は、12月12日がその日ですので、何か買う予定の方は、来週まで我慢しましょう!
私の場合、1万円以上安くなりますから、早く組み立てたくても我慢するだけですね。
何とか今年中には、完成するかな…
そういえば、この際なんでエンジンバラす前に足回りのブッシュ交換もしたから(これも自分で頑張りました)、アライメントも取らないとな。
来年は新生NAでもう一度ロードスターを楽しみたいと思います。