スイフトスポーツの年跨ぎしての投稿・昭和レトロカー万博2022・第8弾・トヨタ車編 その②に関するカスタム事例
2023年02月06日 01時11分
皆さんこんばんは。
年跨ぎして続けている昭和レトロカー万博の第8弾になります。
今回は前回の投稿から始まったトヨタ車編 その②ということで、順に写真をあげていきたいと思います。
AW11型 初代トヨタ・MR2 その①
1983年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカー・SV-3を若干の仕様変更をした後、ほぼそのままの形で日本車史上初のミッドシップ駆動方式を採用する市販車として翌年の1984年に発売されました。
AW11型 初代トヨタ・ MR2 その②
ミッドシップ駆動方式を採用するにあたり低コストに量産性を高めるため、足回り、エンジン、トランスアクスルは既存の前輪駆動車(E80型カローラ)のものが流用されていました。
AW11型 初代トヨタ・MR2 その③
GとG-LimitedグレードにはE80型カローラセダンの1600GTやハッチバックボディのカローラFXにも搭載される横置きタイプの4A-GELU型(Lが横置き搭載の意味)エンジンを搭載していました。その後1986年のマイナーチェンジ時にはスーパーチャージャー仕様の4A-GZE型エンジンを搭載するグレードも追加設定されました。
この過給器設定に際してはメーカーでターボチャージャー仕様とスーパーチャージャー仕様を試作し比較検討を行った結果、アクセルレスポンスや出力特性に優れるスーパーチャージャー仕様を採用することになりました。
これを受けて試作車両に搭載されていた4A-Gエンジンのターボチャージャー仕様は市販化に至らず、残念ながら “幻の4A-Gターボ” (4A-GTE型?)となってしまいました。😩😩
A20/30型 初代トヨタ・セリカ その①
日本車史上初のスペシャリティカーとして1970年に誕生したモデルで、同時に誕生したファミリーセダンの「トヨタ・カリーナ」とはシャシーを共用する兄弟車となります。
A20/30型 初代トヨタ・セリカ その②
1969年に開催された東京モーターショーに出品されたコンセプトカー・EX-1のデザインテイストを取り入れた2ドアクーペのボディースタイルは、そのふくよかな見た目から通称「ダルマセリカ」あるいは「ダルマ」と呼ばれていました。
A20/30型 初代トヨタ・セリカ その③
1600GT/1600GTVグレードに搭載される2T-G型エンジンは総排気量1588cc OHVの2T型エンジンをベースにヤマハ製DOHCシリンダーヘッドを組み合わせたもので本来は1970年に登場した初代セリカ/初代カリーナ用に開発されたユニットでしたが、1972年には二代目E2#型カローラ/スプリンターの高性能仕様となるカローラレビン/スプリンタートレノにも搭載されることになりました。
A20/30型 初代トヨタ・セリカ その③
2T-G型エンジンはそのスポーツ性能の高さから市販車用とは別にレース専用のシリンダーヘッドとして吸排気ポートが拡大された8バルブの「100E」、8バルブ・ツインプラグ化された「126E」、1気筒当たり4バルブ化された「151E」と呼ばれるシリンダーヘッドも存在したが、主にトヨタのワークス・チーム(トムスやトヨタ・チーム・ヨーロッパ等含む)で使用されていました。
A20/30型 初代トヨタ・セリカ その④
A20/30型 初代トヨタ・セリカ その⑤
モデル期の途中からは上位グレード用に総排気量1968ccの18R型OHCエンジンや18R-GU型DOHCエンジンも追加設定されましたが、 エンジンやトランスミッションの重量増による回転上昇の鈍さがあるので軽快さでは2T-G型エンジンを搭載する1600GTの方に軍配がありました。😩😩
A20/30型 初代トヨタ・セリカ その⑥
A20/30型 初代トヨタ・セリカ その⑦
1970年の発売当初はボディータイプが2ドアクーペボディー1種類のみでしたが、翌年の1971年の東京モーターショーに出品されたコンセプトカー「SV-1」のスタイルを元にテールゲート(バックドア)を備えた3ドアリフトバック(LB)が1973年に登場し、ボディータイプは2ドアクーペと3ドアリフトバックの2種類となりました。
A20/30型 初代トヨタ・セリカ その⑧
A20/30型 初代トヨタ・セリカ その⑨
A40 / A50型 初代トヨタ・セリカXX その①
1977年の東京モーターショーに既存の二代目A40型セリカ(4気筒モデル)のノッチバッククーペモデルをベースに2シーター・ロングノーズ化し、M型6気筒エンジンを搭載したコンセプトカーの「トヨタ・CAL-1」として参考出品され、翌年の1978年にセリカの上位車種となるモデルとして登場しました。
A40 / A50型 初代トヨタ・セリカXX その②
内外装に数々の装飾が施されラグジュアリーな雰囲気を持った “高級スペシャルティカー” というこの車のコンセプトは、3年後の1981年に登場する「Z10型 初代トヨタ・ソアラ」に受け継がれることになりました。
A60型 二代目トヨタ・セリカXX その①
初代モデルが掲げていた “ラグジュアリー志向の高級スペシャリティカー” という車両コンセプトを1981年2月に発売されたZ10型初代トヨタ・ソアラが引き継いでいた為、1981年7月に登場したこの二代目モデルからは一転してスポーティー路線へと変更された。
A60型 二代目トヨタ・セリカXX その②
スポーティーに振ったキャラクターではあったが、シャシーを共用するソアラと共に高級車及びフラッグシップカーとして位置付けされている事もあり装備は充実していました。
A60型 二代目トヨタ・セリカXX その③
A60型 二代目トヨタ・セリカXX その④
A60型 二代目トヨタ・セリカXX その⑤
A60型 二代目トヨタ・セリカXX その⑥
A60型 二代目トヨタ・セリカXX その⑦
A60型 二代目トヨタ・セリカXX その⑧
A60型 二代目トヨタ・セリカXX その⑨
A80型 四代目(日本国内では二代目)トヨタ・スープラ その①
A80型 四代目(日本国内では二代目)トヨタ・スープラ その②
Z10型 初代トヨタ・ソアラ その①
1980年に開催された「大阪国際モーターショー(後の大阪モーターショー)」で市販化直前のプロトタイプとも言える車両が「EX-8」の名称で参考出品され、翌年の1981年2月に「ソアラ」として発売されました。
この頃の日本の高級パーソナルカー市場では前年の1980年に登場したF30型 初代日産・レパードのエンジンラインナップが既存のOHC方式の6気筒L型エンジンおよび4気筒Z型エンジンを採用していたのに対し、ソアラでは全グレード6気筒のラインナップとし更にM型エンジンを2800ccおよびDOHC化して搭載して性能面で優位に立った。このことが高級パーソナルクーペとしてのブランドイメージを向上させることとなり、市場でのセールスでは一人勝ち状態となりました。
Z10型 初代トヨタ・ソアラ その②
ソアラはトヨタ自動車の先端技術の多くを初採用したイメージリーダーカーでもありました。初代モデルで採用されたTCCS、ECT、TEMS、エレクトロマルチビジョンや、二代目ソアラで採用されたスペースビジョンメーター、エアサスなどの技術は、現在のトヨタ車にも進化しながら採用され続けています。
まだまだ写真があるので、これ以降は次回の投稿であげていきたいと思います。(○で○すさんもこの画像から車種の判別はさすがに出来ないかと,,,,,,😁😁)