カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・デリカD:2に関するカスタム事例
2024年08月10日 09時53分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第292弾
三菱 デリカD:2カスタム(初代 MB36S型)
初代のソリオバンディットに続いて、次の型のデリカD2カスタムに乗りました。カスタムとしてはこれが初代になります。先代型のデリカD2には無かったので。
MB36SデリカD2とは?
『多機能ミニバンデリカシリーズのエントリーモデルであり、コンパクトなボディながら広い室内空間をもつ「デリカD:2」。広い、便利、エコを主な商品特長とし、スズキ株式会社よりOEM供給を受けるモデルである。今回、フルモデルチェンジを行った。ラインアップは、基本装備を搭載したエントリーグレード「ハイブリッドMX」、エクステリアの装備をさらに充実させたグレード「ハイブリッドMZ」、ドライブをさらに楽しくする最上級グレード「ハイブリッドMZ ナビパッケージ」、専用装備によるカスタムならではの魅力的なスタイルを堪能できるグレード「カスタムハイブリッドMV」を設定。新開発の1.2Lエンジンとマイルドハイブリッドシステムを搭載し、優れた燃費性能と加速性能を実現。エクステリアには、標準モデルは、ヘッドランプのLEDポジションランプと連動して点灯するLEDイルミネーションランプを組み込んだ存在感のある大型のメッキグリルを採用。また、ディスチャージヘッドランプ、電動格納式リモコンドアミラー(LEDサイドターンランプ付)を採用し、上質感を高めている(「HYBRID MX」を除く)。カスタムモデルでは、LEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム、オートレベリング機構付)を上段、LEDポジションランプを下段に配置した2段式とすることで、精悍な表情を生み出している。インテリアには、標準モデルは内装基調色をチャコールグレー&ブラック、シート生地は落ち着きのあるブラウンとし、居心地がよく寛げる居住空間とした。カスタムモデルは、内装基調色をブラックとし、ピアノブラックやシルバーの加飾による光沢感で、洗練されたスポーティな居住空間とした。安全装備には、「e-Assist」を全車に標準装備。衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM」(ステレオカメラタイプ)は、フロントガラスに装備した左右ふたつのステレオカメラが、前方の車両や歩行者を検知・認識し、衝突の危険があるときは、ブザー音とメーター内の警告灯で注意喚起するとともに、自動ブレーキで衝突の回避または衝突被害の軽減を図る。ボディカラーは、標準モデルに新色「ピュアホワイトパール」を含む全6色、カスタムモデルに新色「ファーベントレッド/ブラック」の2トーンカラーを含む全6色を用意。』
(goo-netより引用)
平成29年8月登録車になります。新車価格は196万3440円、四駆が208万9800円です。
外観
外観は、標準ソリオと比較するとスタイリッシュになっています。ヘッドライトは2段式になり、見た目も良いですね。メッキのガーニッシュがあったりと、見た目は良くなっています。ただ、エンブレムの位置が低くなっているので少し違和感は個人的に感じてしまいます。サイドはウィンドウのラインが印象には残りますね。リアはテールランプがクリアになっていたりと良い見た目になっています。ただこの個体は少しテールランプに水が溜まり始めていて変色していました。初期の個体だと既にテールランプに水が溜まって結構変色している個体も居るので、探す場合はこの点に注意が必要ですね。
内装
ドア側は質感はまぁ普通かなという印象です。ドア上部にファブリックが使われています。剛性感はそこまでですね。内装は基本的にハードプラばかりです。真ん中がピアノブラックで、手を触れない箇所にピアノブラックが使われていますので、良いとは思います。室内照明はLEDですが、交換されてますね。シートはやや固めで、今回乗った際は疲れなかったです。シートの手触りは普通のファブリックです。シフトはストレート式ですが、やはり節度感がイマイチです。DレンジとLレンジの節度感が甘すぎます。エアコンはボタン式です。ダイヤル式なら良かったです。ペダルレイアウトは悪く、足をパンと出すとアクセルを踏んでしまいます。続いて助手席ですが、25cm〜平手が入らないくらいで広めですね。続いて後席ですが、ドアの質感は変わりません。上側ファブリックです。身長177cmの私で、頭上空間が拳4.5個、足元空間はなんと44cm〜23cmと、すごく広いです。角度調整もできます。
グローブボックスは容量問題ないです。シフトは革巻きで良いですね。
ペダルレイアウトは問題あります。給油口はレバー式です。
メーターはセンターメーターでイマイチですね。ヘッドアップディスプレイはありません。
運転席側にも収納があります。
車幅はボンネットが見えず掴めないです。ワイパーもガッツリ見えますので減点です。
助手席の下側収納は相変わらずあります。ここは良いポイントです。
荷室
大体ですが幅129cm、奥行き57cm、高さ98cmです。この前の先代型はシートを後ろに下げていたので狭めでしたが、幅や高さは先代型や現行型とは数cmの誤差です。
荷室の照明は個別で消せないので残念です。ただ、アクセサリーソケットがあるのは素晴らしいです。
床下にも収納があります。
後席を倒しました。計測忘れてしまいました。すみません。150cmくらいかと思います。
横になったんですけど、私のような高身長には無理です。
前席と後席は繋がるので、これで車中泊行けるかと。
ヘッドライトを点灯させました。LEDで、シグネチャーランプ付きです。テールランプはLEDです。
タイヤ
カスタムグレードは15インチのアルミホイールになります。タイヤはトーヨータイヤのトランパスmp7です。
搭載エンジン
K12C型の91馬力に、マイルドHVが3.1馬力となります。CVTです。アクセルは違和感あります。固いです。また、ブレーキは最悪です。この頃のスズキ車はブレーキが酷いのが多いです。まず、ブレーキ容量が明らかに足りてなく、5割くらい踏んでからやっと効き始めます。また、ブレーキタッチも軽めに設定されていますので、踏み心地が非常に悪いです。まとめて大幅減点です。加速性能は1.2リッターということもあり悪くはないですが、私のように排気量が大きい車を借りてばかりの人だとパワー不足には感じちゃうと思います。反応は2テンポくらい遅れます。静粛性は普通かなという印象で、走行時のdBは65前後です。悪くはない数値です。ロードノイズもある程度抑えられていますので、悪くないです。停車時の微振動は殆ど感じず、dBは53前後とすごく快適です。ハンドルは減点レベルではないですが、軽すぎます。もう少し重くしても良いと思います。サスペンションは先代型よりソフトで素晴らしく、良くなっています。ここは加点です。リアからの突き上げもしっかり抑えられています。直進安定性はしっかりしており良いです。高速道路では、周囲のペースに合わせて1900回転程と、結構快適にクルージングできます。その時のdBは73前後と悪くはないです。乗り心地も良いです。ただ、ソフトなサスペンションになったからか、カーブを曲がる際のロールは先代型より感じてしまう印象です。
まとめ
良いところ
・ストレート式シフト 節度感❌
・荷室にアクセサリーソケットあり。
・ソフトで乗り心地の良いサスペンション。+0.5点
悪いところ
・ペダルレイアウトが悪い。
・車幅が掴めず、ワイパーがガッツリ見えてしまう。−0.5点
・アクセル・ブレーキが良くない。−1.0点
・加速反応が遅すぎ。−0.5点
評価:3.5点 悪くはないです。検討しましょう。
先代型と同じく、3.5点になりました。先代でダメだった乗り心地は良くなりました。ただ、先代で良かったアクセルとブレーキの踏み心地が悪化していたのは残念なポイントです。他の箇所も踏まえると、3.5点が妥当かなと思いました。