アルファードのフリップダウンモニター・ALPINEフリップダウンモニターに関するカスタム事例
2018年10月06日 18時37分
8年前に取り付けたご家族送迎車の後部座席用フリップダウンモニターが映らなくなった。
本体側ルームランプの機能は生きているので、フリップダウンの液晶側に問題があることは間違いなさそう・・・
映らないと坊や達がブーブー煩いから、さっさと直さないと!
一応量販店のSABで修理の概算見積もりもしてもらったが、着脱に数千円、修理代にウン万円ということで、もうちょっと頑張れば安い新品なら買えちゃうじゃん!ってな額を言われたので(ま、分かってはいたけど・・・)自分で治すことにした。
実は購入した時から『あ~、いづれここがいかれるな・・・』
と思っていた場所がある。
固定本体側から可動液晶側への接続にFFC(フレキシブルフラットケーブル)いわゆるフィルムケーブルが使われており、モニタを開閉するたびにそのケーブルに繰り返し曲げ応力がかかるような構造であった。
ヒンジ部から見えるケーブルを覗いてみると、フィルムが剥離している様子が窺えたので、モニタを外して表面のフィルムを切り開いてみると、思った通り、中の配線がものの見事にぶつ切れ状態であった。
幸いFFCケーブルは規格品なので、仕様さえ合わせればコネクタの抜き差しだけで交換できるので、そんなに難しい修理ではない。
早速ネットでFFCケーブルを探してみたところ、なかなか合う長さが見つからなかったものの、なんとか探し出す事ができた。
1本でいいのに3本も入って¥392!しかも送料無料!
アマゾン恐るべし!
チャイナ便で1週間ちょとかかったが無事にケーブル到着。
早速交換作業に取り掛かる。
中国工場製とはいえ、日本製品の樹脂成型の加工精度の高さが仇となり、液晶側の殻を割るのに少しばかり苦労させられた💦
殻さえ割れればこっちのもの!
あっという間にケーブルの置換完了!
今回はヒンジ部にもう少し余裕を持たせて、大きな曲げ応力がかからないように調整しました。
殻を閉じる前に仮接続して機能確認したところ、無事に映ったので、全てを元に戻して無事修理完了!
よかったよかった、400円ぐらいで済んで(^^;)