かずさんが投稿したカスタム事例
2020年07月03日 18時51分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
この前マフラー修理したシトロエンの前後パット交換をします。
リフトで車を上げてタイヤを外してみると外車、乗りっぱなし特有のブレーキダスト汚れが酷いです😓
とりあえず作業前にエアでダスト汚れをある程度飛ばしておきます。
パットは純正ではなくディクセルのプレミアムです。
パットにはシムが付いており純正のシムを付けなくてもいいです。
残量は約3㍉というところですか😅
ギリギリ迄使うのは分からなくはないですがピストンの固着の原因にもなるので余りお勧めしません。
リヤキャリパーとサイドブレーキと一体になっているのでサイドワイヤーを外すためドライバー等でサイドワイヤーが付いているアームをこじりサイドワイヤーを外します。
スライドピンの固定ボルトを外します。
フランス車なので㍉ではなくインチなので15㍉のスパナでスライドピンを押さえて13㍉頭の固定ボルトを外します。
あとはいつものごとくスライドプレートを綺麗にし薄くパットグリスを塗りベースに取り付けます。
写真は上が取り外し直後、下が綺麗にしたスライドプレートです。問題なければベースからパットが簡単に外れますが上の状態でブレーキダストがこびりついて簡単には外れずドライバーでこじらないと外れない状態でした。
本来はローターも換えた方がいいのですが今回は再使用の為パットを取り付ける前に角を削る面取りをしてベースに取り付けます。
キャリパーを取り付ける段階になってピストンを戻せないトラブルが発生しました😓
普通は右側のピストン戻しを使うかマイナスドライバーでこじればピストンが戻るのですがこのタイプは回しながら押し戻す(一部はピストンを回せば戻るタイプあり)タイプで左側の以前セフィーロの時に買ったピストン戻しが使えたので戻せました。
使い方はこんな感じです。
ピストンが戻せたのでキャリパーを取り付けてサイドワイヤーを取り付けて機能するか確認して問題なければ片側は終了です。反対も同じ作業をします。
フロントは国産と同じタイプなので問題なく戻せました。作業は国産と同じです。
リヤだけならそうそう問題はないのですが今回はフロントも換えるのでブレーキのリザーバータンクのオイル量を溢れないように気をつけながら戻します。
フロントもスライドプレートのブレーキダストの汚れも酷いですね😓
リヤと同じくワイヤーブラシで磨いて綺麗にし薄くパットグリスを塗りベースにセットします。
あとはいつものようにパットの面取りをして取り付けます。
パットの取り付けを確認したらタイヤを取り付けて初期焼きを入れて作業終了です。
これで安心して乗れます。
ディクセルのパットですので踏み代も出て効きもいいです。