ロードスターの某ブン・隣の車はとても気を遣ってくれていましたよ・読書・浜村渚の計算ノート 10さつめ・☆☆☆★★に関するカスタム事例
2023年10月11日 17時16分
R6年3月10日、2代目となる魂赤のNDを納車しました。 ドライブと読書と映画が好きなアラフィフオヤジです。 呼ぶときは「ハル」でお願いします。 フォローはコメントのやり取りのある方のみとさせていただきます。 言い合いになりそうな場合には、CTの規定に則り即ブロックします。 R6.3 「ハル@マグローズ🐟」から改名
今朝、某ブンで。
信号待ちの時によく、エンジンの微細な振動がステアリングやシフトノブを通じて伝わります。
あれって自分的には、クルマの鼓動だと思っています。
時代はEVに流れていて、ゆくゆくはガソリン車はなくなっちゃうと思います。
それは地球環境のことを考えると、仕方のないことだと思います。
でもやっぱり自分は、エンジン車のこの鼓動が大好きです。
EV車はモーターの振動とか、感じるんでしょうか。
かなり静かそうです。
まぁEV移行と言っても、私が死ぬまでの数十年はまだ大丈夫だと思います。
それはまでは、この鼓動を楽しみたいと思います。
【読書記録】
【51】,『浜村渚の計算ノート 10さつめ ラ・ラ・ラ・ラマヌジャン』青柳碧人:著(講談社文庫)
あらすじです。
教師30人が乗ったバスが宙吊りに!
「黒い三角定規」の犯行声明を受け、捜査に向かう武藤龍之介ら対策本部のメンバーと浜村渚。
しかし、彼らも罠にはまり、メタバース空間に放り込まれてしまう。
そこには、天才数学者・ラマヌジャンを産んだ国、インドを思わせる不思議な世界が広がっていた——
● ● ●
今巻は短編が4編収められている短編集でした。
それでも時系列としては繋がっている感じなので、連作短編集と言ってもいいのかもしれません。
今回も渚の数学愛は健在で、敵の親玉とも熱く数学議論してしまうほど数学大好きです。
この作品の悪役である「黒い三角定規」は確かに悪者なんですが、純粋に数学を愛する者たちなんですよね。
だからこそ憎めないというか、やられてしまえとは思えない。
何とか共存するような、ハッピーエンドを迎えてほしいなって思います。
主人公の浜村渚は中学2年生。
ドラえもんやサザエさんのように、何年経っても成長しないわけにはいきません。
物語がどう進むのか、どう収まるのか楽しみにしたいと思います。
今回の一番気に入った数学ネタは、カプレカー定数です。
異なる四桁の数字を大きい順に並べ、小さい順に並べたその数字を大きい順から引く。
それを繰り返していくと、必ず6174になるというものです。
数学は嫌いでしたが、この作品のおかげで好きになりました。
☆☆☆★★星三つ