ロードスターのOenCafeGarage・ドアウェッジSr.3オープンモニター・ドアウェッジ・奥茨城村に関するカスタム事例
2020年08月19日 19時59分
OpenCafeGarage様よりモニターとしてご提供頂きましたので、レポートさせて頂きます。
歴代のロードスターにはドアのボディー側にドアウェッジというパーツがついて居ます。
この写真は純正のドアウェッジで、このパーツのお仕事は側面追突時に、ドアがキャビン内に入り込む事を防ぎ、乗員を保護するのが役目です。
ですから事故でも起こさないと働かないパーツと言えます。
しかし、コレに目を付けた人たちが居ます。
コレを使ってドア自体を剛性メンバーとして使えないかと。
現在手元には左から、純正、OpenCafe Garage製シリーズ2、そして今回のシリーズ3と3種のドアウェッジが有り、違いを含めレポートしたいと思います。
そこで、やって来ました、奥茨城村(w
場所は公開しませんが、茨城県北部のワインディング、約3kmを使用しました。
コーナー中に段差や段差舗装を含むコースです。
サスペンションはTEIN社 FLEX Z
アブソーバーは0段(最も硬く)設定
その他は全てノーマルです。
幌はオープン、窓は全開としました。
純正ドアウェッジ
無しと全く変わりません。
まあ、よほどドアが変形しないとキャッチに当たりませんので、当然と言えば当然ですね。
なお、ウェッジの締付けトルクは全て7Nに統一しました。
感覚的に判り易く表現すると次の様になります。
コーナー:バンプ むにゅん
コーナー:段差舗装 ぼよよよよ‥
コーナー:段差 どよよん
シリーズ2
コーナー:バンプ むにっ!
コーナー:段差舗装 ドドドド‥
コーナー:段差 どっ!
明らかに素人でも判る変わり方です。
キャビンの捻れが減ると共に、段差を越えた時の振動が硬質な物に変わります。
ドアが剛性パーツとして働いている事は、多くの人が感じられるでしょう。
ただ、某社の様なガチガチ感では有りません。
柔らかい乗り味が好きな人は、ロングドライブなどでは疲れに繋がるかもしれません。
シリーズ3
コーナー:バンプ むにゅ
コーナー:段差舗装 ボボボボ‥
コーナー:段差 どん
剛性感そのままに、シリーズ2の体感や音の「角を取った」感覚です。
判り易く言えば、段差や段差舗装での振動や揺れの「雑味」を消してくれるパーツと言えます。
それでいて剛性感はしっかり確保されています。
剛性感
S2>S3>純正(無し)
S2とS3の差は、ごく僅かで、硬めの乗り味を好む方はS2、ツーリングを含め柔らかいけど剛性感が欲しい方はS3
でもこの差は非常に僅かで、同じ道を付け替えて走って見ないと判らないほど。
ドアの嵌合
純正はバチャンと言う音で何の抵抗も無く開け閉め出来るが、S2とS3は個体差にも因るが多少の抵抗感が有ります。
コレはドア側のキャッチと隙間なく嵌る為で、ドアを閉める音がドッと言う音に変化させる事です。
実際取り付ける前に、ドア側のキャッチに嵌めてみたら、脱落しません。
純正は勿論ポロッと落ちます。
シリーズ2もシリーズ3もドアのキャッチに綺麗に当たっています。
総括
シリーズ3となった事で、正常進化して居ます。
これ以上ドアウェッジに仕事を求めるのなら、某社の体○anとかでしょう、取付け調整が必須ですが。
ポン付けでここ迄の不快な振動が減り、しかもリーズナブルな価格で購入出来るのは有り難い事です。