デミオの8-BALL〜オタ鬼會〜フィギュアスケーターさんが投稿したカスタム事例
2021年02月03日 00時11分
セッティングを考える際にとても大切な事があります。
それは・・・「型にはまるな!」という事。
「この車種に合うスプリングレートは〇〇kg位だ」
「車高の前後バランスは○○がいいらしい」
「このコースに合うタイヤサイズは〇〇〇らしい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・etc
これらの殆どの場合は実体験に基づくものでなく、見聞きした情報の場合が多い。
自分より知識や経験のある人間から得られる情報は非常に有益であるし、どんどん参考にすべきである。
しかし、あくまで「参考」でしかない。
知らず知らずのうちにこの有益な情報に頼りきり、いつの間にかその型から抜け出せなくなっている・・・先人の作った「型にはまって」いる・・・なんて事ないですか?
セオリーから外れていようが、スプリングレートが足りないと思えば上げてみればいいし、リア下がりの車高バランスがいいと思えば試してみればいいし・・・等々。
先人からの情報を参考に自分の考えや感じた事をミックスし、トライする。
それが失敗でも別のアプローチをトライする・・・その繰り返し・・・。
こうして得られた実体験に元づく情報こそ自分の財産となり、先人の型を超える手立てになります。
また、自分の培った経験や知識に基づく事であっても、より高い領域への到達を求めるならば「自分の型」にはまることなく、常にその型をぶち壊す気持ちでトライすべきと思います。
この「自分の型」もクセ者で「拘り」という名の偏見に陥り易く、より高い領域への到達を邪魔するものに成り得る可能性を秘めています。
どちらの型にせよ、型にはまってしまうとそれ以上の領域への到達は困難になるし、殆どはその領域の手前で止まってしまう・・・と私は思っています。
そしてこれはドライビングにおいても同じ事が言えると思っています!