ヴェルファイアのSIRAKOBATO魔改造・アンチロールゴムバンド・スタビライザー・コーナリング・SIRAKOBATO超理論に関するカスタム事例
2023年09月07日 23時30分
首が痛くなるほどの
コーナリング スピード
アンチロールゴムバンドを付けて
息子の運転での峠の下り
素早く コーナーを駆け抜ける時
安定感から くる速さ
まさに ミニバンとは思えぬほどの速さ
助手席で首が痛くなるほどの
速さなのです
スタビライザー(アンチロールバー)が
付いている車にゴムバンドを巻いても
より以上の安定感、コーナリング スピード
なぜ?そのような状態になるのか
それは スタビライザーの弱点
サスペンションの左右を
Uの字の形の棒でつなげている
スタビライザー
まあ 車の開発者の人には
申し訳ないのですが
こんなもの、やっつけ仕事なのです
確かに コーナー時
ロールを抑えるという役割
まあ それはあるのだろうけど
サスペンションの動きを
押さえつけ
コーナリング スピードは低下してしまう
このスタビライザーをつけるなら
可変式の減衰比
それも 電子式に制御されているもの
そのようなショックにしないと
コーナリング時
外側のバネのバタつきを制御できない
つまり、どういうことかと言うと
上の図のフロントサスペンション
左にカーブした時に
上の 図だと左側に G が、かかりますよね
そうすると 左前のサスペンション
図だと右側ですね
それが下に伸びようとする
その伸びようとする力が
スタビライザーから伝わって
右前のサスペンション
図では左側
それを下側に押し付けようとしますよね
つまり 右前のサスペンションでは
バネの反発力とスタビライザーから伝わった
力が合わさるということです
つまり バネレートが強くなる
このように コーナリング時
バネレートが変わってしまう
そして ショックアブソーバーは
バネレートに合わせた
適度な 減衰比というものがあるのですが
スタビライザーによって
バネレートが変わってしまうので
可変式のショックが必要になってしまう
つまり 可変式のショックを使って
コーナー時、スタビライザーの動作のため
高くなったバネレートに合わせて
強い減衰比にするのですが
普通にまっすぐ走っている時
バネレートは通常通りなので
コーナー時に合わせた強い
減衰比にしてしまうと
今度は 減衰比が高すぎて 直線では
サスペンションがうまく上下しない
乗り心地が悪くなってしまう
ですので
スタビライザー(アンチロールバー)
がついている場合
電子式の可変ショックが
必要になってしまうのです
ですが
アンチロール ゴムバンドの場合
サスペンションの伸びを
ゴムで押さえているので
スタビライザーから
反対側のサスペンションに力が加わらない
つまり コーナー時、外側のサスペンションの
バネレートが変わらない
ショックの減衰比を変える必要がない
直線に合わせたショックの減衰比で
コーナー時でも十分に
サスペンション のばたつきを抑えられる
そのため コーナーをスムーズに曲がれる
ということになるのです
まだまだある
スタビライザーの弱点
スタビライザーの材質を
硬いものにしてしまうと
片一方のタイヤが段差を乗り越えた時
その力が反対側に伝わってしまうため
左右独立しているサスペンションの
意味がなくなってしまいます
ですので ねじれるような材質を使っている
このような ねじれるような材質 なので
やじろべえと言うと
真ん中の支点の部分に
固いゴムをつけたようなものです
つまり 1回 揺れると
反対側に揺れ戻しが来る
急激な S 字 コーナーの場合
左に曲がって右に曲がるような場面 と
しますよね
その場合 2つ目のコーナーで
勢いよく 左側に傾く
そのようになってしまう
また、
ほとんどの 皆さんが体験している事象では
コーナーの終わりに
急激にハンドルを戻すと
車体が反対側に傾く
揺れ戻し と言われているものですね
そのような挙動を
スタビライザー(アンチロールバー)は
起こしてしまうのです
それに対し
アンチロール ゴムバンドは
コーナリング時
バネが伸びようとするのを抑えているので
やじろべえで言うと
腕の部分を直接押さえている
支点を抑えているわけではないので
揺れ戻しがない
つまり アンチロール ゴムバンドをつけていると
S 字コーナーでも安定し
コーナーの終わりで急激にハンドルを戻しても
揺れ戻しがないのです
※このように
スタビライザーがついた車でも
アンチロール ゴムバンド は もれなく
作用します
まあ スタビライザー 取っ払っちゃっても良いんですけどね
でもゴムが切れた場合
保険としてそのままにしています
ゴムが切れたことはないんですけどね😅
そして 前回話した
アンチロールゴムバンドの最大の弱点
路面の降りるような段差で
タイヤが 路面から 離れてしまい
ドンという衝撃が来る
これはヴェルファイアには当てはまらない
それは 20インチという
大きなホイールを履いているため
タイヤとホイールが重い
そのため その重さで
タイヤが 路面から離れるようなことはなく
ドスンという衝撃がないのです
ミニバンなのに
スポーツカーみたいな
コーナリング スピード
それがSIRAKOBATO魔改造
魔改造ヴェルファイア
コーナリング スピード
限界が高いと
普通に走っていても余裕が生まれます
ヴェルファイアは
別に 峠を飛ぶように、飛ばす仕様にする
つもりはなく
限界が高いため
余裕を持った安全な走行をするために
SIRAKOBATO超理論な
魔改造を施しています
車の性能をアップさせるというのは
高いスピードで峠を攻める
それだけではなく
比較的 スピードを出しても
余裕のある走行にするためのもの
でもあるのです
性能の高い車で
余裕を持って走ることは
安全につながる
私はそう考えています
皆さんもあまり無理をせず
余裕を持って運転をしましょう
そして楽しいドライブを
楽しいカーチューンを😉😊😊