アテンザスポーツの吸気系・ラムエアに関するカスタム事例
2018年02月03日 13時02分
GHアテンザスポーツの25Z に乗っています。 ストレスなく気持ちよく走れること、 外観を大きく変えないこと (純正の形が好きなので) を念頭にいじっています。
Autoexeラムエアインテークシステム
走行風により空気を効率的に取り込む
インテークシステムです。
写真のカーボン製ボックス内に
K&N製 湿式エアフィルター(キノコ型)があり、
フロントバンパー前面にボックス内に空気を導く
ダクトがつきます。
■メリット
・3000回転からアクセルを踏み増し
たくなる良い音がします。
・吸気ダクトがバンパー前面にあり、
吸気がエンジンの熱の影響を受けにくく
なくなります。
2時間程の高速走行で吸気温度を
観察してみました。
※外気温は純正装備の外気温計、
吸気温度はOBDモニターで見ています。
冬の夜(気温5度ぐらい)
・装着前(純正):20〜30度
・ラムエア装着:8〜10度
外気温との差はだいたい
+10度以内に落ち着きます。
真夏の日中(気温33度ぐらい)
・ラムエア装着:40度台後半
比較対象となる純正の吸気温度が
ありませんでした・・・。
流れていれば外気温+15度ぐらいです。
渋滞にはまると50度台まですぐ上がります。
■デメリット
・エアクリーナがボックス内にあるので、
メンテナンス性が低下します。
ボックスを取り外さないとエアクリーナに
アクセスできません。
・吸気ダクトがフロントバンパー右下、
低い位置に露出します。
深い水たまりへの侵入や豪雨時の走行は、
エンジンが水を吸って故障するリスクが
あるようです。
・特定回転域(2000〜2500)で
エアクリボックスからビビり音がします。
以下のような対策をしています。
エアクリボックスを外さないと作業できないので
メンテナンスの時に変化を見ながら
少しずつ対策しています。
・エアクリボックスと当たる部品に
防振スポンジを貼り付け
・吸気パイプの部分に
防振スポンジ貼り付け
・エアクリボックスに
デッドニング用防振材を貼り付け
・インテークパイプの純正戻し
社外のパイプに比べ純正は柔らかく、
蛇腹の部分にエンジンの振動吸収効果が
あるようです。
・価格が高いです。
カーボン製だからでしょうか?
樹脂製の廉価版があっても良いのでは…
・エンジンルームに埃が入りやすくなりました。
タイヤが巻き上げた砂埃が
インナーフェンダーやアンダーガードの
隙間から侵入してくるようです。
こまめに掃除しましょう。
純正バンパーの場合、
フォグランプ下(矢印)が吸気ダクトになります。
低い位置にあるので
深い水たまりへの侵入は厳禁です。