S2000の脚廻りリニューアルレビュー・可能性は広がるばかり…!に関するカスタム事例
2021年10月24日 20時18分
神奈川県でS2000 (AP2 100系 バミューダブルーパール)に乗っています。主に箱根〜伊豆方面、ごくたまに都内に出没します。 主観強めの自己満投稿ですが、悪しからずです(笑) ※単発で何度も投稿する方は他のフォロワーさんの投稿が埋まってしまう為、フォローを外させて頂きます。
脚廻りリニューアル🛠レビュ〜
さてさて本日、脚廻りを一新してからようやく走らせてきたので、ここで自分なりに感じた事を記してみます✏️
先ずは改めて…
変更点は以下の通りです👇
ホイール💥
08タイプS純正(17インチF7J/R8.5J)→MITA Motorsports AP2V3(17インチ9J通し)
タイヤ💥
フロント215/45R17→235/40R17
リア245/40R17→245/40R17(同サイズ)
※ BRIDGESTONE RE-71RSを継続
車高調💥
HKS HIPERMAX Ⅳ GT→ ASM ZF damper 2WAY(+パーチェ+ニードルローラーベアリング)
スプリング💥
フロント HKS 200㎜/8kg→ HYPERCO 8インチ/700ポンド
リア HKS 200㎜/7kg→ HYPERCO 7インチ/700ポンド
PowerFlexポリウレタンブッシュ一式💥
・フロントアッパーブッシュ
・フロントインナーブッシュ
・リアアッパーアームインナーブッシュ
・リアロア フロントブッシュ
・リアロア リアブッシュ
CUSCOフロントロアアームブッシュ(後ろ側)💥
スーパーナウショック取り付け部ピロ化💥
アライメント💥
久々の走れる設定に(笑)
とは言えフロントはキャン角が少し足りないので、様子見です🤔
あ、アライメントボルトは消耗品なので今回新品に交換しました🔩✨
先ずは一般道路インプレッションから🏙
乗って直ぐに感じたのはステアリングからビンビンに伝わるロードインフォメーション。
時速30〜40キロほどで走行していても分かる路面の追従性が素晴らしいです。
バネレートは2割ほど上がりましたが、数値ほどの硬さは感じません。これはトレッドが拡がり、レバー比が上がったからと推測出来ます。
そして通常走行においてもコーナリングの荷重移動がスムーズになり、ロールが滑らかになりました。これはダンパー性能の向上はもとより、ブッシュの打ち替えも大きく影響していると感じます。
よく動く脚とはまさにこの事。普通の街乗りでも快適で楽しい!
特に段差を越えた後の収束は今までと比べたら別次元です(笑)
続いて高速道路インプレッション🛣
フロントタイヤを太くしましたが、高速での直進安定性は意外にも悪くありません。程よいアライメントが効いているのでしょうか。
かの有名な西湘バイパスの「ガッツン継ぎ目」のいなし方は特筆モノで、不快な突き上げが皆無です。ここはZFダンパーとそれをさらに昇華させる【真っ直ぐ動く三種の神器】(パーチェ、ニードルローラーベアリング、ハイパコスプリング)がテキメンの効果を発揮してくれていると言う事でしょう。
それなりに速度を出して試しましたが、一般道と同じくタイヤが路面をしっかり追従するので、接地感が希薄になるなどの不安はありません。
峠インプレッション⛰
椿ラインの連続するタイトコーナーにおいては、フロントがワイドになったおかげで多少コジってもグイグイ曲がります。が、その反面荷重が掛けにくくなりアンダー方向へ。ブレーキのピッチング前からしっかり意識したステアコントロールで荷重を飛ばさないと曲がりません(想定内の挙動ではあります)。
しとど下など、アンジュレーションの強いバンピーな路面では〝いなし〟が得意なZFダンパーが非常に良い仕事をしてくれます。
ただブレーキを残してギャップのあるコーナーに進入した時など、リアのストロークがやや足りないシーンが何回かありました。インリフトまで行かないまでも、その傾向はあります。予防としてセッティング直前でリアバネを6インチ→7インチに変更しましたが、レートと自由長、F/Rの車高バランスはさらに煮詰める必要はありそうです。
あとは強めのブレーキでワンダリングが発生します。まぁコレはフロントを太くしたので慣れるしかないですが…
今のセットではあまりブレーキを残さず進入する乗り方が大事かも?
となるとブレーキの強化かぁ…ってしばらく無理!
…と私なりに感じたファーストインプレッションとなります。
今回は様子見なので流した程度ですが、変更前に比べて総じて良くなりました(当たり前か…)。
現在はまだ吊るしのセッティングですが、このまま攻めるとフロントは大きく干渉する可能性があります。
大干渉はバーストやインナー巻き込み等の危険があるので、私的には懸念事項となります(本日は極めて小さいインナーの干渉のみ)。
この辺りはこれから走り込んで詰めて行きたいと思います。
今日の峠走りではいくつか課題もありましたが、何しろ走っていて楽しいのは何にも代え難いもの。椿ラインを5往復したのなんて何年振りだろう(笑)
〜以上となります❗️
長文をダラダラと済みません🙏
…文字打ち過ぎて疲れました💧
※フロントの干渉について
9J(+60〜63)を履くと避けられない干渉問題。オフセットによってインナー、またはフェンダーに当たる場合があります(AP2V3ホイールは9J+63)。
これを回避するには車高、キャンバーのセッティングに依るところが大きいですが、経験上キャンバー2度以上、チョイ下げ車高でほぼツライチ、あまりバンプさせない街乗り程度なら問題はないでしょう(ノーマル車高の場合は干渉以前にフェンダーからハミ出します)。
因みに今のセットではステア全切りでもアーム等に干渉しません。
私は既に18インチ9.5J+63で当たらない事を確認済みでしたが、個体によりガッツリと干渉する場合もあります。
ここもフェンダーの干渉と同様に、車高とアライメントの調整、あとは個体差があります。
干渉を避ける場合はステアリングラックスペーサーやホイールスペーサー等を装着して、微調整が必要となります。
現在の車高はアンダー対策・干渉対策として、フロントを約5㎜、リアを8㎜ほど上げました…が、リアは上げ過ぎた感じなので3〜4㎜ほど下げる予定です。