紫さんが投稿した溶接・ワンオフ・製作・DIYに関するカスタム事例
2023年04月12日 15時18分
自分からフォローしませんがフォローされたらフォロバします。 趣味で自宅DIYにてtig溶接してます。 自宅で溶接出来るように自分で200v電源と30Aブレーカー入れて和室をDIY用にしたので帰宅後や休日に和室でtig溶接してます。 【自宅保有機材】 200v直交tig溶接機 溶接ポジショナー 新ダイワバンドソー 卓上ボール盤 卓上グラインダー サンダー パイプベンダー 15t油圧プレス レーザー彫刻機 直流安定化電源 燻製器
突き合せ溶接
目視での強度があるか無いか
よくDIYやプライベーターがステーとか補強やワンオフの作った物を見ると強度が全く足りてないなどは大体見て分ります。
溶接箇所からの割れは単純に溶接が出来てない
溶接ビードの横から割れてるのは溶接欠陥のアンダーカットによるもの。
【本物の溶接を知らない素人でも分かる目視で外観からの見極め方】
ステンは基本的にtigでの溶接になります。
溶接ビードがちゃんとあるか
ビードが均等に出来てるか
溶け込んで肉盛りがされてること
板厚以上のビード幅があるか
溶接ビードにピンホール(ヘソ)が無いこと
溶接ビードが汚くて溶接箇所を削っていないか
これが目視での最低条件です。
隅肉溶接
突き合せ溶接より割れやすい
左側
舐め付け 力が掛かったり振動が来る隅肉溶接ではNG
真ん中
きちんと板厚以上のビードで理想的に盛られている
右側
真ん中よりビードはやや低めだが大丈夫なライン
真ん中か右側の溶接ビードであれば強度は出てます、目視でこれ以下であればハッキリ言って強度は皆無に近いと言い切れます。
更に力が掛かる強度確保のtig溶接では必ず溶接ビード(鱗)があり、もし目視で鱗が分からないレベルの肉盛りであれば接着剤に毛が生えたぐらいです、厚物の場合は開先取るのは当然で、開先を埋めながら写真の様に盛った溶接ビード出すのが当たり前。
じゃないと使用中に割れたり取れますね、壊れた瞬間に問題ない場所ならいいですが公道で断裂した場合かなりマズい事になりますので。
右側
真ん中
痩せた左側
作り物は接合部の溶接をよく見てから買ったりしましょう。