356のエンジンオーバーホール・中間報告に関するカスタム事例
2020年03月24日 22時49分
空っぽ〜😅
3月14日エンジンはオーバーホールに出掛けました。
エンジンヘッド、シリンダー、ピストンが外され各部のチェック。
コンロッドが左右の色が違う?年式の違い?気持ちが悪いのでHビーム軽量型に交換。
圧縮漏れ、異常燃焼跡は見られず。確認後、シリンダーと共にナプレックへ送りヘッド加工に。
クランクメタル部は綺麗に当たってるがジャーナルメタル部に擦り傷が見られる。軸研磨、メタルの軸径合わせの費用より新品の方が安いので新品交換とする。
走行距離に偽りは無くプレッシャーにヘタリ&減りは無い、プレッシャーは再利用するがクラッチは強化に交換。フライホイール、クランク軸と合わせナプレックへ送りダイナミックバランスを取る。
ケースは洗浄後ナプレックへ・・・シリンダー合わせ加工を行った後仮組みしデッキハイトの確認。
ナプレックへ実測値を送りヘッド加工に入る。
この作業で圧縮圧が決まる。
ロッカーアームにガタは無いがアジャスティングスクリューの摩耗が激しい、911アジャスティングスクリューと同タイプの物を使ったハイレシオロッカーアーム(1.25:1)に交換する。
カムシャフトは恐ろしく減ってた。ヤンキーはこんな所で手抜きしやがったか?最初からハイカムに交換する予定なので問題なし。
メカニックも驚く
『この車走ってませんね』
購入時の走行距離に偽りは無かった様だ♬
折角の機会なのでココもココも交換部品が増えて行く・・・気が付けば部品代だけで既に40諭吉超えました🥵
仕様は
Cylinder&Piston(φ90.5x69/Mahle)1776cc
Camshaft(C-35/lift 0.381inch-duration 285°)
Crankshaft(dynamic balancing/Naprec)
Cylinder Head(high response/Naprec)
Valve(in 40.0/ex 35.5)
Dual Hi-Rev Springs
Rocker arm(1.25:1/swivel head)