NISSAN GT-Rのjzx_clubさんが投稿したカスタム事例
2023年08月27日 22時21分
エンジンチューニングからは遠ざかってしまいましたが、今でもたまにお邪魔しています。
事務所のエアコン壊れたという情報を聞き、生存確認しに行ってきました。
今は部品セレクト感や工具相談など、頼りになるチューナーです。
当時、CB誌企画のチューナー兼ドライバーのお店です。作りも乗れるチューナーは少ない。
相変わらず、GPZ1100のインジェクション化を楽しんでいるようでした。
コイルもアウディ系のダイレクトコイルを使い、LINKで制御しています。燃料制御も
フルコンの魅力ですが、やはり点火マップ。火花強い弱いも大事ですが、適切な点火タイミングは
出力に大きく貢献するよねって話盛り上がりました。バイクにA/F計付いてるのはイイですね。
バイク屋さん、未だ感覚主観が多いそうです。答え合わせする裏付けするデータ、これ大事。
最後の2JZエンジン製作を依頼した店でもあります。
550ps位でレスポンスと耐久性重視、使い方も特段気にならないストリート仕様。
スペシャル品やスペシャルセットは行わず、当たり前を大事に。
タービンはT78-33D、TD07S25G、GT3037S 56Tと色々使ったクルマです。
・複数個の燃料ポンプが盛大に鳴り響くのは、疲れるので、インタンク大容量燃料ポンプ1基で足りて、純正のようにECUで可変電圧制御。
・街乗り領域はAFフィードバック補正出来て、純正のようにメインマップを書き換えないこと。
・動弁系は基本ノーマル形状、アウターシムのまま、カムも吊しのHKSで十分。
・当時画期的だった、ナプレックの機械加工ヘッドを使用。
ナプレックのヘッドハイレスポンスキットメニュー。
鍛造ビッグバルブ、バルブガイド打ち替え、シートカット、面研、燃焼室機械加工で
このプライスは破格値だと思ってます。当時、チューナーと出来上がりや精度に感動しました。
もちろん、乗り味も。
もし、もう一度エンジン組むことあったら、絶対にまた選びます。
機械加工でこれは反則。容積合わせまでキッチリ。
ハンドメイドが悪いとは思いません。ただ、どんなお店でも仕事ってバラつくんですよ。。。
シム調整やメタルクリアランスだけは、チューナー任せ。
それと、今まで他店で組んだ、2JZはハイコンプ仕様にしていましたが、このエンジンだけはノーマルと同じ圧縮比です。
腰下は狙うパワーから、当初ノーマルでもイイと思ってましたが、
CP製鍛造ピストン、キャリロH断面コンロッドを使い重量合わせして3.1L仕様。軽量レスポンスを狙いました。
最近聞かない、ブロック砂落としもやってもらいました。
セッティングはV Proでシャーシダイナモで基本をやってもらい、
細かな部分はチューナーと夜な夜な実走。始動補正、温感補正、燃料カット制御などはストリートカーなので念入りに。
んで、肝心のR35で相談したことは、諸々の車高調メーカーのこと。
ダンパー、スプリングなどあらためて色々ウンチク聞いてきました。
大体思っていたことと近かったので満足して帰りました。
このクルマをLINKでセッティングすることはなさそうだし…。