デリカD:5のアライメント調整・真っ直ぐ走らない・タイヤが断べり・山道のコーナーが怖い・走破性が無いに関するカスタム事例
2021年09月30日 09時38分
無言フォローすみません💦 良かったらフォローお願い致します😊 自作取り付けが好きなおじさんです(笑) デリカd5 ジャスパーコンプリートパッケージ 2018年8月モデル MMCS搭載 車中泊、キャンプ仕様に仕上げました。 インスタ始めました😊 こちらよりメッセージを頂けたらと思います😄 よろしくお願いします。
たまには、お勉強の投稿など如何でしょうか?🤣
デリカの足回りのお話です。
デリカのフロントの足回りの構造は、ストラット式サスペンション
リアの構造はマルチリンクサスペンション
本来4WDであれば、僕はホーシング構造が理想的なのですが、現在はこのシステム。
そこで、この足回りの欠陥とも言える構造にメスを入れて補正していきます😊
ショップの回し者ではないので、それだけはご理解下さい😅
リアの写真で説明していきます。
まず、ホイールのオフセットの話です。
ホイールにスペーサーやインセットをマイナス側に出すと、写真の様に、ホイールは上に向かって外に出る形になります。
その為、大袈裟に言うと、車高は下がり、キャンバー角が付いてしまいます。
今度は、車高をスプリングやスペーサーで上げると、ポジティブキャンバー(逆キャンバー)になってしまいます。
これはマルチリンクサスペンションの構造上、仕方のない事なのですが、このままではアライメントが狂ってしまい、真っ直ぐに走らなかったり、コーナーリングでは本来のタイヤの位置から外れている為、タイヤの断べりに繋がります。
また、スタビライザーも同様に、全く意味のない物になってしまい、コーナーでは挙動を抑える事も出来なくなります。
そこで、補正をかけて本来の位置に戻して、悪路走行では本来の走破性に戻り、アスファルトでは地に着いた踏ん張った走りが出来る様になります。
補正方法は
まず、【トーイン調整】
タイヤの内向き外向きの調整。
フロントもリアも同じな為、トーインは調整だけで済みます。
【キャンバー角調整】
フロントとリア共にキャンバー角調整機能はデリカD5にはありません。
その為、フロントはキャンバーボルト🔩を入れて、補正を行います。
ボルト🔩にカムが付いていて、それを回すことによりフロントのキャンバー角の調整が可能。
リアはアッパーアームを交換して、キャンバー角の調整を行います。
このアッパーアームは車高を上げる場合と下げる場合で全く逆になります。
下げる場合はアッパーアームの長い物を。
上げる場はアッパーアームの短い物に変更する事により、キャンバー角の調整が出来ます。
但し、アッパーアームの長さを変更すると、トーインが変わって来ますので、そこも調整が必要になります。
【スタビライザー調整】
最後にスタビライザーの本来の効きに戻す為、スタビリンクを交換します。
これを交換する事で、コーナーリングでの踏ん張りが効き本来のスタビライザーの性能に戻ります。
車高を上げると、スタビライザーが立ってしまい、スタビリンクが長い為、効きが早すぎて、アンダー気味になります。
逆に車高を下げていると、スタビライザーの効きが遅く、フラフラ状態で全然効かないと言う状態になります。
車高を上げるとスタビリンクが立っていくので、効きを標準に戻す為、短い物に変更。(フロントもリアも同様)
逆に車高を下げる場合は、長い物に変更します。
最後に、アライメントを取ってもらいましょう。
【締め】
車高を上げている方、下げている方、タイヤの断べりや真っ直ぐ走らない、コーナーでアンダー気味やふらふらすると思われる方は、一度見てみて下さい。
デリカの各種パーツ寿命の延長にも繋がり、車に負担を掛けない事になるので、更に長く乗る事が出来、本来の性能を取り戻す事が出来ると思います。
この辺は、個人の考えがあるので、これが正解とは言えません😅💦
自分のデリカライフスタイルにあった弄り方をお勧め致します🥰
今回は以上です。
※追伸
ご指摘がございました😄
リアのスタビリンクですが、車高を下げる時も短くするみたいです。
下げてないので、勘違いしておりました🙇♂️
お間違えのないようにお願い致します🤲
よろしくお願いします。