CR-Zの二宮大輝・東堂塾・塩那道路・イニD聖地巡礼・頭文字D聖地巡礼に関するカスタム事例
2022年10月02日 07時44分
【聖地巡礼の旅 塩那編 後編】with TAKちゃん
東堂塾の二宮大輝との下りバトルはプロジェクトD参謀の高橋涼介からの2つの指示を守り先行する藤原拓海と背後からプレッシャーを掛けつつオーバーテイクを仕掛けるもののハチロクの鋭い突っ込みにあと一歩で抜けない二宮大輝との膠着状態に。
【聖地巡礼 塩那編 想定外と焦り】
バトル前、ハチロクという事でその戦闘力を甘く見ていた二宮大輝は想像以上の藤原拓海の走りに焦り出す。
二宮大輝
「他流試合は楽で良いって昨日誰か言っていたが、とんでもない。即東堂塾のバトルに参加出来るレベルだぜ。たった1日コースを走っただけでこのレベルまで行けた奴が今まで居たかよ!」
「追い抜きのポイントは幾つもあるんだ。それがどうだ?コイツは一体何者なんだっ💦」
結局何度も追い抜きを仕掛けた二宮大輝だったがあと一歩の所で抜けずにバトルは2本目へ。
【聖地巡礼 塩那編 2本目突入】
先行、後追いが入れ替わり2本目がスタート。1本目で決めれなかったもののハチロクの戦闘力を見極めた(と思ってしまった)二宮大輝は一気に勝負に出る。
二宮大輝
「思っていたより速かったが俺に着いて来られる程のスピードは無い。一瞬で終わらせる」
藤原拓海
「は、速いっ!本当に着いて行けるか、俺っ!」
【聖地巡礼 塩那編 涼介の策略】
①バトル中バックミラーを見るな
ハチロクのエンジンのトップエンドを封印して逃げるにはドライビングに集中する必要がある為にバックミラーを敢えて見ない。
②9000回転でシフトアップするRev縛り
11000回転まで回るハチロクのエンジンのトップエンドを封印する事により戦闘力の全てを見せない。
髙橋涼介
「藤原が1本目を逃げ切れれば勝つ為のシュミレーションが見えて来る」
上記の策略にハマってしまった二宮大輝のEK9は1本目に無理なラインで何度も追い抜きを仕掛け2本目のスタート時点で既にタイヤとブレーキに相当なダメージを受けていたのでした。
【聖地巡礼の旅 塩那編 想定外】
二宮大輝
「どういう事だ?1本目でハチロクの限界スピードは見切っている筈だ。それを数段上回るスピードで走っているんだ、着いて来れる訳が無いのに…」
「何故そこにいる?」
【聖地巡礼の旅 塩那編 決着】
髙橋涼介
「この2本目、藤原が食い付いてさえ行けば後半に行く程有利な材料がある」
髙橋啓介
「駆動方式の違いだろ?FRなら加速させるのはリアタイヤの仕事だけど、FFは突っ込むのも加速するのもフロントタイヤだけを酷使する。ましてやただでさえフロントタイヤにキツイ下りアタックだ。前輪駆動のEK9は先にタイヤが苦しくなる」
「兄貴ならこの状況でどこに突破口を見出す?」
髙橋涼介
「どの峠でも攻め込めば攻め込む程ギア比が合わないポイントが出て来る…」
髙橋啓介
「そうか!わかったぜ兄貴!B16-Bよりも更に高回転型のあのエンジンが切り札になるんだろ!」
「トップエンドに2000回転を封印して相手に見せなかった指示の本当の狙いはそれだったのか!」
【聖地巡礼の旅 塩那編 終焉】
二宮大輝
「しまった。ひょっとしたら1本目で取り返しのつかないヘマをやっちまったかもしれない…ケリをつけられると無理なラインから強引に行き過ぎタイヤに負担をかけ過ぎた」
藤原拓海
「やっぱり気のせいじゃない、向こうの突っ込みが急に鈍くなって来た、こっちのタイヤにはまだ手ごたえがある、この速いEKを抜いて終わらせる!」
二宮大輝
「負けた…俺が得意のブレーキングで…」
プロジェクトD髙橋涼介の策略の前に東堂塾は下りバトルに敗れたのでした。
【聖地巡礼の旅 塩那編 上りバトル】
テンション上がって集中力が高まると目元と口元が軽くひきつり笑い顔になる所からついたあだ名だと言うスマイリー酒井。
スマイリー酒井
「東堂塾のメンツの為にも、大輝の仇は俺が取る、せめて俺だけでも東堂社長から貰いたい」
「ペロペロを!」
東堂商会のスペシャルペロペロを掛けた壮絶な勝負は上り対決へ。果たしてペロペロの行方は?
ん?
つづく
著作 製作 しげの秀一
supported by TAKちゃん