かずさんが投稿したカスタム事例
2020年05月30日 11時49分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
以前にした作業です。
数年前の大雪の時に親の車ですが下回りを当ててしまいミューンと異音がするので確認してみるとATオイルパンをかち上げて凹ましていました。
オイルパンを交換するたも部品卸でATオイル、フィルターを注文しオイルを抜くため部品入れ等に使う大きめのバケット、オイルジョッキ、100均等でも売っている計量カップを用意します。
液体ガスケットははDJのブラックシールをつかいます。
まずやり易いようにフロントバンパーを外します。
オイルパンにドレンが無いのと抜ける量を計るためバケットを下に置いてオイルパンの固定ボルトを外しオイルパンの取り付け面にスクレッパーを差してゆっくりと剥がしていきます。剥がしていくとATオイルが抜けてくるのでバケットからはみ出ないように剥がしていきます。
オイルパンを剥がすと中はこんな感じです。
オイルフィルターが凹んでいます😓
オイルパンはけっこう硬いのでどういう当たりかたをしたんですかね😅
ちなみにオイルパンとフィルターの隙間がオイルパンを当ててフィルター迄当たる位凹みオイルがスムーズに吸い込まず異音がしていたみたいです。
新しいフィルターと外したフィルターです。
ボルトで固定されています。
外したオイルパンに磁石が付いていますが鉄粉でモコモコになっています😓
再使用するので取り外して綺麗にします。
新しいオイルパンに磁石をセットします。
新しいフィルターを取り付けます。
締め付けトルクはディーラーに聞けば教えてくれます。
自分の場合は外した時の感覚と経験と感で外した時感覚より強めに締め付けました😅
ちなみに締め付け順序は対角線で締めました。
オイルパンの取り付け面を綺麗にするため暫く放置しATオイルを落としきります。
油分を取りきったらオイルパンにブラックシールを均等に塗っていきオイルパンを取り付けます。
ボルトを対角線上に締め付けていきます。
締め付けたらミッションとオイルパンの隙間からブラックシールがはみ出ているので全体に均等にはみ出ているが確認します。
ある程度硬化するまで放置します。
抜けたオイル量を計量カップで計ります。
今回は抜けた量は2.4リッターです。
これはあくまでオイルパン内の量です。
抜けた量分オイルを入れていきます。気持ち分少な目に入れます。
理由は冷たい時と熱い時の量は熱い時に増えるためそのまま抜けた分を入れるとオーバーフローするためです。
気持ち少な目に入れたらオイルパンからの漏れを確認して問題がなければエンジンをかけます。この時点で異音はしなくなりました。
少しおいてPからLまでゆっくりと数回シフトしていきオイル回して最後にDに入れ空回しし全てシフトアップしていくか確認します。
確認が終わったら試運転をし実走行でシフトアップするか確認しつつオイル温度を上げていきます。
最後にオイル量をレベルゲージで確認します。
確認のしかたはエンジンをかけたままオイルが温まった状態でレベルゲージのローレベルからアッパーレベルの間にあればいいです。自分は結構走りアッパーレベルのちょっと下辺りにレベルを合わせました。追加で何日か後に同じようにエンジンをかけたままでオイルが温まった状態で何回か確認してレベルに変化がなければ問題ないです。
最後にバンパーを取り付けて作業終了です。
今回外したオイルパンと新しいオイルパンです。
材質的に結構硬いものなのでそうそう凹みません。
何に当てたんでしょう😓
値段は思ったより安く3千円前後だったとおもいます。